男の酒道VOL.121~函館からの何かしら~クレイモア編
ドリンク・2023-03-07 21:15もう3月。月日の経つのは早いこと。。。
最近よく聞く《コオロギ食》って何? そんな物喰いたくないんだけど。
食料不足とか言ってるけど、まだまだやれる事いっぱい有るじゃん?
コオロギって、蟋蟀 (しつそつ)って言って、漢方薬の材料にもなってるんだけど・・・妊婦さんは絶対にとっちゃ駄目な奴。 少子化問題が聞いて呆れますねw
こんな事を書いていくとキリがないので美味しいお酒の話しを致しましょう。
今回紹介しますのは《CLAYMORE / クレイモア》です。
現在も発売されているブレンデッドスコッチウイスキーです。
クレイモアとは武器の名前でございます。
《両手で持つ大剣》と言う意味で、「ハイランダー」と呼ばれるケルトの戦士の中でも特攻隊長が持っていた事でも有名です。
写真は当店に置いてある模造刀でございます。
時代的には15世紀~17世紀に掛けて。
その後、18世紀~2次大戦中まで籠(かご)付きの片手用の剣にもこの名前が使われまして、ボトルのオッサンが持っているのは、このタイプの剣でございます。
ちなみに時代によっては両手持ちがデザインされていたり片手持ちがデザインされてたりします。
現在は《対人地雷》に、その名前は使われていますがイメージと合わない気が。。。
おっと、お酒の説明をしてませんw
ではウイスキーのクレイモアを説明いたします。
このクレイモアですが、実はある超有名ウイスキーの2ndボトルとして誕生いたしました。
そのウイスキーは《オールドパー》です。
Vol.27で紹介致しましたオールドパーです。
ここでも照会しましたが3rdボトルは《サンデーマクドナルド》通称サンデーマックです。
キーモルトですが、オールドパーは「グレンダラン」ですが、クレイモアでは《クラガンモア》が使われております。
ディアジオが保有する蒸留所の中でもスペイサイド地方で一番古い蒸留所でして、UD時代にアピールしていた《クラッシックモルトシリーズ》の中ではスペイサイド代表として「クラガンモア」が扱われております。
クレイモアが発売されたのは意外に新しく1977年の事です。
当初から庶民派として販売されており、コストパフォーマンスが異常に優れた一品として古くからのウイスキーラバーにはお馴染みの一品です。
現在はホワイト&マッカイの《リチャード・パターソン》氏がブレンドを行ってます。
この人何にでも顔出すなぁ。。。
こちらは、俗に言う「1000円ウイスキー」の中で、ちゃんと作ってるなと思えるウイスキーです。
流石にお店では使えませんが、飲み放題とかやっているお店には良いかもしれませんねw
庶民派を謳っておきながら、昔は30年物とか出してたっけ・・・この陶器ボトルも21年物だしw
15年のスクウェアボトルも、すげぇ美味しかったし。。。
長熟ボトル、また出して欲しいなぁ。
ぜひ皆様お試しくださいませ。
本日も皆様が素敵なお酒に出会えますように。
監修
Bar ADDICT
〒040-0035 北海道函館市松風町20‐1
ライジングビル2F
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