男の酒道VOL.115~函館からの何かしら~カリラ編
ドリンク・2023-02-19 20:01まだまだ寒い日が続いてはおりますが、日中は少しだけ暖かくなってみたり。
そのせいで道路が酷い。。。
アスファルトが見えている所は良いのですが氷の塊が有るのですよ。
車の運転しているとタイヤが氷に弾かれて「おおっ(汗」とか成ってしまいます。
さて、今回は「CAOL ILA / カリラ」を紹介致します。
場所はスコットランドのアイラ島。ウイスキーの聖地です。
創業は1846年。その後閉鎖と再稼働を繰り返し現在に至ります。
・・・雑? わかりました、ちゃんと書きますw
1846年に《ヘクター・ヘンダーソン》によって設立されました。
1852年に《ノーマン・ブキャナン》に売却される。
1863年には《バロッホ・レード社》によって買収される。
1920年にバロッホ・レード社が倒産し、《ロバートソン&バクスター社》が設立した《カリラディスティラリー社》に買収される。
1927年には《DCL社》が単独の所有者になる。
DCL社による買収後は1930年から1937年にかけて操業停止となり、その後も1941年1945年にかけて第二次世界大戦の影響で再び操業停止となる。
1972年には熟成庫を除くすべての建物の建て替え工事に伴って再び操業停止。1974年には工事が完了、操業を再開する。
*この時に2基あった蒸留器が6基に増設される。
1986年には《ギネス》がDCL社を買収したことでギネス傘下の《ユナイテッド・ディスティラーズ社》の所有となる。
1997年には《ギネス》と《グランドメトロポリタン社》の合併で誕生した《ディアジオ社》傘下となる 。
2011年には5ヶ月間生産を停止し、350万ポンドをかけ、マッシュタンの更新とウォッシュバックの増設が行われ、年間生産能力が650万リットルとなりました。
これによりカリラはアイラ島最大の規模を誇る事になりました。
ちなみにアイラ島の他蒸留所の年間生産量は、ボウモア/200万ℓ、ラガヴーリン/253万ℓ、ブリックラディ/150万ℓ、ブナハーベン/270万ℓ、アードベッグ/240万ℓ、ラフロイグ/330万ℓ、キルホーマン/48万ℓです。
こちらのカリラですがボトラーズ物だと「ポートアスケイグ」名も使われています。
有名ブレンデッドに使われているのは「ジョニーウォーカー」です。
ディアジオのフラッグシップなので当たり前ですね。
人気のブレンデッドモルト「ビッグピート」にも使われております。
話しは変わり、カリラの発音ですが、まず「CAOL ILA」と書きます。
CAOLはAOと母音が続きますのでその場合は二つ目の母音は発音いたしません。
つまり読み方的には「カル」になります。 ILAはそのまま「イラ」。
合わせて発音すると「カルイラ」となります。
英語圏の方と話す時には、これを意識して発音すると聞き取って頂けますよ!
意味はゲール語で「アイラ海峡」と言う意味で御座います。
何処のお店でも置いてあるので、これをスタンダードにするのも有りでしょう。
俺も大好きです。
本日も皆様が素敵なお酒に出会えますように。
監修
Bar ADDICT
〒040-0035 北海道函館市松風町20‐1
ライジングビル2F
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