男の酒道VOL.76 ~函館からの何かしら~ アプルトン編
ドリンク・2022-10-19 20:45何だか皆様マスク外さないのねぇ。。。どこかお店に入った時はしょうがないとしても外では良いんじゃない? 同調圧力? まず議員から外そうかw
そんなつまらない話は置いといて、美味しいお酒のお話をしましょう。
今回ご紹介致しますのはラムでございます。
そのラムは《APPLETONアプルトン》です。
こちらはジャマイカのラムでございます。
ジャマイカのラムと言えば《マイヤーズ》が有名ですが、こちらのアプルトンの方がジャマイカで一番古い蒸留所だったりします。
お店的にはこれだけでお客様に結構勧め易かったりします。
創業は1749年。創業者はイギリス人の《ジョン・アプルトン》氏。
このお酒は創業者の名前がついた物です。
この会社は、材料である《サトウキビ》の栽培から瓶詰までを自社で行っており、その品質の高さで世界中のコンペティションにおいて数々の受賞を頂いております。
ちなみに仕込み水は敷地内の湧き水を使っており超軟水なので日本人にも受け入れやすい味となってます。
一般的にラムは砂糖を添加している物も多く有りますが、こちらは砂糖の添加をしてないのでスッキリした飽きのこない味に仕上がってます。
蒸留は銅製のポットスティルとコラムスティル(連続式蒸留器の1種)の二つの原酒を合わせた物になってます。
調べた所、ポットスティルの原酒だけを用いた《ハーツコレクション》と言う物もありました。
18年物と37年物が昨年販売されていて、ラム好き憧れの一品となっております。
わたくしも機会が有れば飲んでみたいのですが、お値段が・・・
さて、このお酒との最初の出会いはお客様に紹介されたと記憶しております。
たしか1991年だったと思うのですが、当時のラムのラインナップは【マイヤーズ、バカルディ、ロンリコ、レモンハート、パッサーズ、ロンサカパ、ハバナクラブ、カリビアンクラブ、バルバンクール、クレマン、コルバジャマイカ、ラムスネイビー、ラムス8年、パンペロ・アニベルサニオ、トロワ・リヴィエール・・・etc】
まぁまぁの品揃えでした。
何故だかアプルトンは無くラム好きのお客様から「アプルトン頂戴!」と言われ、置いて無い事を伝えると、「美味しいラムだから置いた方が良いよ!」と。
無いお酒を注文されると悔しい性格なので、速攻仕入れた事を覚えております。
今では色々なラムが手に入るので意外にスルーされがちなラムかもしれませんが安定供給されていて、かつ美味しい物なので未だ飲んでいない方には是非お試しいただきたい一品で御座います。
美味しいラムの基準になると思います。その実力は間違いなくあります。
珍しけりゃ良いってもんでもないですからね!
これからの季節ホットで飲むのも良いですよ。
私のおすすめは《ホット バタード ラム カウ》です。
何故かこれを飲むと恐ろしいだけの眠気が・・・w
リラックス効果がえげつないカクテルなので不眠症の方にもオススメします。
本日も皆様が素敵なお酒に出会えますように。
監修
Bar ADDICT
〒040-0035 北海道函館市松風町20‐1
ライジングビル2F
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