男の酒道VOL.109 ~函館からの何かしら~トラべイグ編
ドリンク・2023-01-29 20:38最強寒波はマジで最強でした。。。
全国で凄い事になってましたが皆様大丈夫でしたか?
僕の周りでも結構、水道管が凍結した人がいて困っておりました。
さて、今回ご紹介いたしますのは《TORABHAIG/トラべイグ》です。
発音で皆様「どう読むのが正解?」となってますが、トラバイグ?トラブヘイグ??トルベイグ??? なかなかカオスな状況でございますw
蒸留所のホームページを読むと、「トラバイグ」となってましたのでこちらで表記させていただこうかとおもったのですが・・・「トラバイグ」で検索すると出て来ませんwww
皆さん「トラベイグ」で通してますね。どう言う事???
抗ってもしょうがないので多数に付く事と致しますw
まぁ、この辺りを掘ってもしょうがないので蒸留所の紹介を致しましょう。
この蒸留所は2017年に創業されました。
メチャメチャ最近のお話です。
場所は「スカイ島」。
アイルオブスカイです。
スカイ島と言えば当店のマスコットボトルでもあります「タリスカー」が有名です。
トラベイグはスカイ島第2の蒸留所として産声をあげました。
蒸留所のオーナーはオランダの「マルシァベバレッジ」。
ちょいと調べた所、取り扱っているお酒の中に明石の「海峡蒸留所」が。
更に調べたら資本も入っていて、トラべイグ蒸留所と海峡蒸留所は姉妹蒸留所でしたw
そう言えば一時話題になってたなwww
トラバイグに話しを戻しまして、蒸留器は初留、再留各1基。
仕込み水は「オルト・グレアン・トラベイグ川」。
蒸留所の名前はここから付きました。
年間生産量は50万ℓと中堅の下の方ぐらいでしょうか。
HPでは結構な情報量を公開してくれてます。では紹介します。
・マッシュタン: マッシュあたり 1.5 トンのピーテッド大麦モルト。
・洗浄蒸留器: 容量 8000ℓ。アルコール度数 26% までの最初の蒸留。
・ウォッシュバック: 容量 800ℓのダグラスファー発酵容器×8 台。
・スピリッツ蒸留器: 容量 5000ℓ、2 回目の蒸留でアルコール度数 69%。
*Forsyths of Rothes(フォーサイス)によってカスタムメイドされた2つの伝統的な銅製ポットスティルを使用。
・蒸留所の年間生産量50万ℓは、シングルモルトウイスキー150万本に相当します。
・・・とまぁこんな感じです。
しっかりした資本とブレンデッドモルトの「モスバーン」を提供しているノウハウ、スカイ島を選んだセンス、何年か後には一定の地位を作っていると思います。
もう少し安いと助かるんですけども。。。
飲んだ感じだとピートがノリノリの良いお酒です。
若いんで複雑さは少ないですが、それは今後に期待と言う事で。
・・・なんか昔のタリスカーを思い出しましたよ。
モルトに力を入れているバーやパブには多分あると思いますので、見かけましたら是非お試しくださいませ。
本日も皆様が素敵なお酒に出会えますように。
監修
Bar ADDICT
〒040-0035 北海道函館市松風町20‐1
ライジングビル2F
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