男の酒道 ~函館からのなにかしら~ vol.4
ドリンク・2022-03-10 21:03函館もこの冬は中々の寒さでございます、普段だとあんまり降らないんですけどねぇ。。。
さて、今回は二つのお酒を紹介します。
そして皆様の基礎知識を全く考慮せず書いていきたいと思ってます。
まずは【ブレア・アソール/BLAIR ATHOL】です、こちら【花と動物シリーズ】と言うコレクションで、カワウソのイラストが特徴的な一本です。
この蒸留所は何と99%ブレンデッドに回されるので門外不出のモルトウイスキーと呼ばれております、名前の由来は《アソール公爵》、このアソール公爵が持っているお城が《ブレア城》、二つ合わせて【ブレア・アソール】となります。
人気の高い《ベル》のキーモルトどころかホームモルトと言われて、1850年代から使われてたらしいのですが1980年代のウイスキー大不況に伴い1985年に当時の【ギネス】に買収され現在はディアジオ社が所有してます。
歴史の古い蒸留所なので調べてみると面白いですよ。
さてもう一本ですが、【ブレア・アソール】です。
一緒やんけ!と突っ込みが入りそうですが、一緒ですw
何が違うのかと言いますと《オフィシャル》と《ボトラーズ》ですね、全ての蒸留所がオフィシャルを販売をしている訳ではありませんので、ボトラーズ物は非常に重宝されてます。
実際面白いボトルも多いですし。
少し話がずれますが、私の手元に置いてある資料の中で一番古いのが1978年発行の名酒辞典です。この時代【シングルモルト】は現地でも年数違いを合わせても50種程度、日本に輸入されているものでは20種程度で、120以上ある蒸留所から考えると、ほぼほぼ出回ってない状態だったようです、当然ボトラーズ物は入ってきてませんでした。
ちなみにボトラーズ業者で有名な所としては
《ゴードン&マックファイル》《シグナトリーヴィンテージ》《キングスバリー》《ジェームスマッカーサー》《サマローリ》などが在り、細かい所を入れていくとエライ数が存在します。
実はウイスキーって《樽で買えます》!←「重要」樽で買ってきて自前の倉庫で熟成させてオリジナルのラベルを作り瓶詰めすることによりボトラーズウイスキーの出来上がりとなります。
この辺までやりたいバーテンダーは全国に居ると思います。
ボトラーズ会社を函館にも作れないかなぁ。。。(と思ってみたり)
出来たら全国各地にご当地ボトラーズみたいな感じで倉庫&ボトリング業ですかね!
いくらかかるかは不明www
監修
Bar ADDICT
〒040-0035 北海道函館市松風町20‐1
ライジングビル2F
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