男の酒道VOL.148 ~函館からの何かしら~ディ・トリッパー編
ドリンク・2023-06-08 20:49日経平均株価が32000円を超えたりしてますが、函館の景気は冷え冷えです。
早く会社の飲み会が復活して欲しい所で御座います。
2023年は日本のウイスキー生誕100周年であることはウイスキーラバーな皆様だと当然ご存じでしょう!
遂に!函館にもウイスキー蒸留所が出来ます!
その名は《Di TRIPPER/ディ・トリッパー》蒸留所です。
以前ご紹介致しました《BEHIND THE CASK》を覚えておりますでしょうか?
実はここが遂に製造を始めちゃうんです。
つくるウイスキーは《グレーンウイスキー》。
え?モルトじゃないの?とか聞こえて来そうですが、グレーンです。
とは言え原材料は《二条大麦100%》しかも北海道産100%です。
先日代表の澤田さんが、ペラ紙持ってきたので晒したいと思いますw
~『Di TRIPPER』プロジェクトとは
本プロジェクトは北海道函館市で、本格インディペンデントウイスキーボトラー会社としてオリジナル商品を展開するビハインド・ザ・カスク合同会社(BEHIND THE CASK)が2023年末、日本有数の観光地である函館市西部地区に北海道産の大麦麦芽のみ(モルト)を主原料としたグレーンウイスキー蒸留所を新事業として稼働する。年間6,000Lを生産する極小規模蒸留所となり、定番商品の生産、既存のボトラー事業への原種供給を目指します。日本ウイスキー史100年といわれる2023年。国内(埼玉県・北海道)のウイスキー蒸留所で製造経験をもった製造スタッフがトラディショナルなウイスキー製造を基にワイン製造的アプローチや独自の製造方法、そして次世代の蒸留器を駆使し、前衛的でニュータイプのウイスキーを製造します。~
ここまで読んでどうですか?
間違いなく国内最小のディスティラリーです。
法律で「最低この量を作って下さい!」って数値ですのでw
国内のウイスキー蒸留所はカードシリーズが有名な所と24節句シリーズを展開している所ですwww
さて、最後の一文の「次世代の蒸留器」って言葉が気になりませんか?
ここがポイントでありまして、蒸留器は『ハイブリッド・スティル』を使用します。
つまり、『ポットスティル』じゃないんでシングルモルトを名乗っていないのです。
これは将来的に世界市場を見た時にわちゃわちゃしないようにです。
澤田さんがお店に来てた時に丁度製造元から「出来たよー」ってメールが来てまして、写真を見せてもらいましたが、薪ストーブっぽいデザインでした。
年末にはクラウドファンディングも開始予定との事なので興味がある方は要チェックです。
ちなみにディ・トリッパー蒸留所は、1854年、M・ペリー提督が黒船で箱館(現「函館」)に来航した際の遠征記で英語で記述された函館の地名が『Hakodadi/ハコダディ』と書いている事。
この ”Di”から函館への渡航者・旅人・西洋と東洋のつながり・過去現在未来へとつなげる思いを込めて名付けられました。
これからもチョコチョコ紹介していくつもりですのでよろしくお願い致します。
本日も皆様が素敵なお酒に出会えますように。
監修
Bar ADDICT
〒040-0035 北海道函館市松風町20‐1
ライジングビル2F
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