男の酒道VOL.122~函館からの何かしら~ジェームスマーティンズ編
ドリンク・2023-03-09 20:58人の流れが戻ってないのよ函館は。。。
大きい街では、前と変わらない位に戻って来てますとか聞くけれど、函館は、まだだぁぁぁぁ・・・。
多少取り乱しながらも今回も、ゆるーくお酒を紹介していきます。
前にも書きましたが、私はお酒のテイスティングノートを書くつもりはありません。
点数や星をつける事も致しません。
そう言うのは他の方々が散々やってますのでその人達にお任せいたしますw
その代りと言っては何ですが、美味しいお酒やちょっと面白い物語を持つお酒を紹介していきたいと思っております。お付き合いくださいませ。
今回はかなりマイナーなお酒を紹介します。
《JAMES MARTIN'S/ジェームス マーティンズ》です。
例によって複数形を発音しない表記が使われてますが、ホント何でだろ?
《BOOKER’S/ブッカーズ》は、ちゃんと言うのにねw
では早速紹介致しましょう。
ジェームス マーティンズの販売は、1878年。
エジンバラにて「ジェームス・マーティン」氏によって生み出された銘柄です。
ジェームス・マーティン氏は、当時紳士の間で高尚なスポーツとして流行していたボクシングに打ち込んでおりました。
彼は、粘り強いファイトスタイルとリングマナーから「ツバメ」と呼ばれており、それをこのお酒のシンボルマークにつかってます。
ツバメは穏和で粘り強い面を持っているとされています。
キーモルトは《グレンマレイ》。
他には《グレンモーレンジ》《グレンリベット》などをモルト原酒として使用しています。
特に12年物はグレンマレイと同じボトルを使用していました。
手元に世界の名酒事典84~85を見ながらこの記事を書いていますが、これが結構なラインナップで御座います。
ちょっと紹介しますと・・・
・V.V.O / ベリーベリーオールドの略で創業以来スタンダード品にはこの略語を付けています。とても飲み易いです。
・12年 / こちらが先程書いたグレンマレイと同じボトルを使用している物です。
熟成感が良く出ていて美味いです。
・20年 / 今回写真を載せているのがこちらです。卓越したブレンデッド技術が高く評価されておりました。
・20年 ロイヤル・ウースター・ボトル / 陶器ボトルで同じ20年ですがブレンドを少し変えてます。輸入業者の《高島屋》の150周年を記念して作られた特別限定品です。
と言う感じで中々評価されていたのですが・・・
現在では全て終売となっております。
今では殆ど見かけなくなってしまいましたが、どのボトルでも良いので一度飲んでみて欲しいです。
温故知新はウイスキー業界そのものですよ。
本日も皆様が素敵なお酒に出会えますように。
監修
Bar ADDICT
〒040-0035 北海道函館市松風町20‐1
ライジングビル2F
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