男の酒道VOL.117~函館からの何かしら~セルバレイ ラム編
ドリンク・2023-02-24 20:32さぁ、今回もゆるーくお酒を紹介していきましょう。
どうも。男の酒道 大野です。
VOL.114のオープニングで書いた「ピーティーピーティースモーキー(^^♪」って覚えてますでしょうか?
良かったらもう一度見てみて下さい。
何とあの後メールが届きまして「函館楽しかった!また必ず行く!その時は必ずADDICTに行く!」といった内容のメールでした。
嬉しいねぇ。。。 バーをやっていて良かったなぁと思える瞬間です。
さて、今回ご紹介いたしますのは「RUM」です。
その名も「SELVAREY RUM / セルバレイ ラム」で御座います。
スタイリッシュなボトルでして、バックバーでも目を引く存在です。
注目すべきはここのオーナー「ブルーノ・マーズ」。
聞いた事ありますよね?
「24K MAGIC」とか「UP TOWN FUNK」とか、曲名は知らなくても聞けば誰でも解るであろう楽曲を持ち、グラミー賞を受賞しているスーパースターのブルーノ・マーズです。
これだけだと色物系のラムなんじゃね?とか思われる方もいらっしゃるでしょうが、もう一人重要な人物が居ます。
その名も「ドン・パンチョ」氏です。
こちら通称で本名「ドン・フランシスコ・フェルナンデス」氏です。
知る人ぞ知るラム界のトップ! 「ラム造りの天才」と呼ばれてます。
キューバのサトウキビ農園で働いていたドン・パンチョは、並外れた嗅覚"金の鼻"を高く評価され、ラム酒メーカーのハバナ・クラブで働き始めます。
その後、キューバ政府からラム酒産業を支援する任務を受けるほどにまで信頼を得たドン・パンチョは、パナマの女性と恋に落ち、35年以上に渡ってキューバで築き上げたラムマスターの地位を愛のために捨て、パナマへ渡ります。
現在は、ジャングルの中に自身の蒸留所を設立し、セルバレイのマスターブレンダーとして、上質なラム酒づくりを行っています。
気になるこちらのラムの仕様は、こんな感じとなっております。
・1922年製の銅製連続式蒸留機で蒸留。
・アメリカンオークで3年と5年熟成させたラムをブレンド。
・風味を最大限に残しつつ、カーボンフィルターで色のみを除去。
味わいは、3年と5年熟成のブレンドにより、ナチュラルかつ、樽特有のバニラのエッセンスで、濃厚な味わいが広がります。
アメリカの飲料専門誌「Tasting Panel Magazine」では、94点を獲得。
これは同誌が行なうホワイトラムの採点の中で、過去最高点となってます。
さて、今回紹介した物はホワイトラムなのですが、セルバレイには、他にも面白いものがあります。
チョコレートを配合した「セルバレイ・チョコレート」。*世界で唯一。
ココナッツエッセンスを加えた「セルバレイ・ココナッツ」。
長熟タイプの「セルバレイ・オーナーズリザーブ」。
ちなみにこちらはボトルデザインもブルーノ・マーズが行ってます。
ボトルデザインも一新して良い感じです。
セルバレイの意味「森の王」である「ゴリラ」はボトルから居なくなりましたが。。。
皆様も見かけましたら是非お試しくださいませ。
本日も皆様が素敵なお酒に出会えますように。
監修
Bar ADDICT
〒040-0035 北海道函館市松風町20‐1
ライジングビル2F
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