「おぐらが斬る!」総理のバカボンとバカ一族のバカ騒ぎで「これでいーのか?」

政治・2023-05-30 18:47
「おぐらが斬る!」総理のバカボンとバカ一族のバカ騒ぎで「これでいーのか?」
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バカボンこと岸田総理の長男翔太郎氏が首相公邸でバカ騒ぎをして、総理秘書官を辞めることになったのだ。ちなみに「バカボン」とは「バカなボンボン」のことで天才ではないのだ。

バカ騒ぎは昨年暮れの忘年会を公邸でやったときのものだそうだが、この忘年会は岸田総理の親族をまねいたもので、バカボンだけではなくバカ一族のバカ騒ぎであったわけなのだ。

誰か止める人はいなかったのか、いても止まらなかったのかはわからない。一つの注目点として、この忘年会は親族の忘年会だから、このバカ騒ぎの写真が漏洩したのは、一族の誰かからということになるのだ。

総理大臣といえば、国家の最重要人物であり、その秘書官は総理大臣の裏の裏まで知ることになるのだが、この調子では、お調子をこいたバカボン秘書官が、お酒の席などで親族やその他の人などに言ってはいけないことまで喋っているかもしれないのだ。

そして親族やその他の人が、自覚なく秘密や機密を漏洩させてしまうかもしれないということが、今回の件で心配されるのだ。

このバカボン翔太郎くんが秘書官になってわずか8カ月、その間やった成果といえば、着任早々女子大生をラブホテルにお持ち帰りが発覚。

昨年12月にはフジテレビの総理版女性記者と不倫交際の噂が立ち、この頃官邸の極秘情報が外部に漏れているのだ。

今年1月の首相外遊中に、自らの希望で公用車を使いパリなどの観光地巡りをしたり、ロンドンでは市内見物で、バッキンガム宮殿やビッグベンを訪れ、高級デパート「ハロッズ」でお買い物を楽しんだことがバレているのだ。

バカボン翔太郎くんは、総理の危機管理の報告やSNS戦略などの広報を担当していたというが、危機管理を報告するはずの翔太郎くん自身の危機管理が、なっていなかったとしか言いようがないのだ。

総理秘書官と言えば、今年2月に性的少数者について「見るのも嫌だ」と差別発言をして、次の日に更迭された荒井秘書官がいたが、翔太郎くんに対しては、問題行動などが発覚しても岸田総理は我が子を更迭しようとしなかったという、なかなかのバカボンパパぶりだったのだ。

しかしさすがに今回の件で翔太郎くんを更迭。サミットでゼレンスキー大統領が訪日し、支持率もアップしていたが、これで帳消しになってしまったのだ。

立憲民主党の小西議員の衆院憲法審査会「サル発言」や、維新の梅村みずほ議員の入管施設収容中にウィシュマさんが死亡したのを「ハンスト」と発言するなど、野党の失点が続く中、岸田総理は、まさか自身の一族から足を引っ張られるなどと思っていなかったに違いないのだ。

岸田総理は今回の件で「これでいーのだ」と思っているのだろうか?

プロフィール

巨椋修(おぐらおさむ)
作家、漫画家。22歳で漫画家デビュー、35歳で作家デビュー、42歳で映画監督。社会問題、歴史、宗教、政治、経済についての執筆が多い。
2004年、富山大学講師。 2008~2009年、JR東海新幹線女性運転士・車掌の護身術講師。陽明門護身拳法5段。

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