男の酒道VOL.68 ~函館からの何かしら~ バルブレア編
ドリンク・2022-09-26 20:44今年も残り100日切ってるんですねぇ。。。早いなぁ。
コロナ対策もようやくひと段落したようで・・・経済回して行きましょう!
最近ウイスキーブームとよく聞きますが、ブームだと困るんですよねぇ。。。
一過性のものですと本来の場を荒らされた感が強くなるのでブームではなく文化に育てていきたいところです。
にしてもウイスキーは数あるお酒の一ジャンルですからね。世の中には美味いお酒がまだまだ有るはずですし、これから新しく生まれて来る事でしょう。
さて、前置きが長くなりましたが、今回紹介しますのは《BALBLAIR/バルブレア》です。
まぁ結局ウイスキーの紹介なんですけどもw
ではざっくりと歴史を見てみましょう。古い蒸留所なので色々ありますw
この蒸留所の創業は1790年。ハイランドで2番目に古い蒸留所です。
1872年に事業拡張の為現在の場所に移転。
1911年から1947年に資金難により閉鎖されております。
1941年に売りに出される。
1948年地元の弁護士ロバート・カミングが買収、その後プルトニー蒸留所も入手。
1955年にプルトニー蒸留所をハイラム・ウォーカー社に売却、その後1970年にバルブレア蒸留所も売却。
1988年 ハイラム・ウォーカーはアライド・ライオンズに買収されアライド傘下のアライド・ヴィントナーズと合併、アライド・ディスティラーズ(Allied Distillers)となる。
1994年 アライド・ライオンズはペドロ・ドメクと合併しアライド・ドメク(Allied Domecq)となる。
1996年 バルブレアはインバー・ハウス・ディスティラーズ(Inver House Distillers)へ売却される。
2001年 パシフィック・スピリッツ(Pacific Spirits)がインバー・ハウス社を買収。
2006年 タイ・ビバレッジ(Thai Beverages plc)傘下のインターナショナル・ビバレッジ・ホールディングスがパシフィック・スピリッツを買収。
現在もバルブレアはプルトニー、スペイバーン、ノックデューと共にタイ・ビバレッジの傘下にあります。
一時期はバランタインのキーモルトとして有名で、入手し辛かったのですが、こんな歴史が有ったんですねぇ。。。
余談ですが、2012年に公開されたケン・ローチ監督の《天使のわけまえ》の撮影場所としても使用されました。
カンヌ国際映画祭で審査員賞を取ってます。
この映画、何故か予告編だけAmazon primeで見れますw
別にお金出しても良いので見れるようにして欲しいです。めっちゃ観たいですw
味もしっかりしているしノンピートなので初心者にも安心して進められる一品です。
意外に呑んでない方も多いのでこれを期に一度お試しください。
本日も皆様が素敵なお酒に出会えますように。
監修
Bar ADDICT
〒040-0035 北海道函館市松風町20‐1
ライジングビル2F
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