男の酒道VOL.102 ~函館からの何かしら~ ロッホリー編

ドリンク・2023-01-08 20:16
男の酒道VOL.102 ~函館からの何かしら~ ロッホリー編
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寒いですよー。結構冷え込んでいますよ。

この時期に観光で函館にいらっしゃる方は、せめてインナーを一枚多く持ってきた方が良いですよ。

あ、あと足元注意です。交差点なんかは特に滑りますので。

さて、新年一発目に紹介するお酒は【LOCHLEA / ロッホリー】です。

多分聞き覚えが無いと思いますが、それもそのはず、新しく出来た蒸留所です。

蒸留所の場所はスコットランドのローランド地方。
21世紀になってから沢山増えました。

まぁ、元々お酒の製造に関しては盛んな地方です。
イングランドに隣接していますのでね。

ではロッホリー蒸留所について書いていきましょう。

設立は2017年、翌年8月より生産開始された新しい蒸溜所です。

スコットランドの偉人【ロバート・バーンズ】家が所有していた農場の土地に設立されました。

ロッホリー蒸溜所のマネージャーはアードベッグ等、各蒸溜所で経験を持つ【MalcomRennie/マルコムレニー】氏が就任。
年間総生産量は少量の20万リットルで、小さい蒸留所として有名な【エドラダワー】より少ないです。 *エドラダワーは26万リットル。

ファーストリリースは2021年1月25日の「バーンズの日」に合わせて突如7385本限定でリリースされ、24時間で完売。

蒸溜所初の3年熟成のシングルモルトで、バーボン樽とPX樽で熟成された原酒がブレンドされてます。

このファーストリリースは、何のアナウンスも無く、いきなり発売されましたが瞬殺でした。。。

残念ながら入手出来ませんでしたが、この度スタンダード品がリリースされました。

それが今回紹介している「ロッホリーアワーバーレイ」です。

こちらは自社栽培の大麦100%からつくられるシングルモルトウイスキーで、3種類の樽原酒を使用しております。

【ファーストフィルバーボンバレル、オロロソシェリーカスク、STRバリック(小樽)】の3種類です。

家族経営で行っており着色はせず、冷却濾過も行ってません。

ローランドの特徴である3回蒸留は行わず、2回蒸留となってます。

ポットスティルの写真を見ましたらストレート型のどっしりとしたタイプ。

これぞポットスティルと言う形です。

情報無しに味わいを楽しむとローランドだと気付く人は居ないんじゃないかと思います。

しっかりとした味わいで丁寧に造られていることがよく解ります。

新しい所が素敵なお酒を造ってくれると、とてもありがたいですね。

それ程出回っているお酒ではありませんが何処かで見つけたら是非お試しください。

本日も皆様が素敵なお酒に出会えますように。

監修
Bar ADDICT
〒040-0035 北海道函館市松風町20‐1
ライジングビル2F

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