男の酒道VOL.21 ~函館からの何かしら~ ベイゼイルヘイデン編

ドリンク・2022-05-15 20:04
男の酒道VOL.21 ~函館からの何かしら~ ベイゼイルヘイデン編
閉じる

風が強く、ハードコンタクト装着者の私と致しましては、歩く事すら中々厳しい今日この頃です。

皆様こんにちは。【男の酒道】執筆者の大野です。

今回はバーボンを紹介致します。その名も《BASILHAYDENS/ベイゼルヘイデン》です。
現在は《ビームサントリー》の所有で、同社が所有する4つのクラフトバーボンの一つです。
その4つとは《ノブクリーク》《ベイカーズ》《ブッカーズ》《ベイゼルヘイデン》の事です。

クラフトバーボンの中でも比較的安く安定供給されているのでオススメしやすい一本となっております。
さて、このベイゼルヘイデンは人の名前です。

時は1796年、アメリカの開拓時代にケンタッキーでバーボンを作っていたアメリカンウイスキーの先駆者の名です。
この方、別名を《オールドグランダッド》と言います。

お酒が好きな方でしたら聞いたことが有るとは思いますが、あのオレンジ色のラベルが特徴のバーボン《オールドグランダッド》とは実はこのベイゼルヘイデン氏の事なのです。

彼のお孫さんがグランダッドを作りました。
その後経営権がジムビームに移り、ビーム家6代目の《ブッカー・ノゥ》氏が古き良き時代のバーボンを復刻させる!と作ったのが上記の4つなのでした。

この中だと《ブッカーズ》が、ぶっちぎりで有名ですが最近入荷し辛くなってきているようで値段も変な値段が付いている事もあります。

アメリカ国内でクラフトバーボンブームが来ているのでしょうがないと言えばしょうがないのですが。。。

話しを戻しますと、ベイゼルヘイデンの特徴としては《ライ麦》の含有量がジムビームの2倍以上で、口当たりも柔らかくバーボン独特の癖も少なめなので幅広くお勧めすることが出来るバーボンです。

世の中には未だにバーボンに偏見を持っている方も意外に多く、そういう方には是非飲んで頂きたい一本です。

今時《バーボン=男の酒》とか言っちゃう人も居るんですが、古いです、まぁ、何となく刷り込まれたイメージは有るので解りますがね。これを切っ掛けにそんな考えは捨てて頂けたらなと思います。

ふと思い出しましたが、昔このお酒は《ベーシルヘイデン》って呼んでましたね。
単純に読み方の違いなんですが、今でもこっちの言い方をしてしまう事が多々あります。

気をつけねば。。。ボトルデザインも良いのでバーでこれを飲んでたら、ちょっとカッコイイかも?未体験の方はぜひどうぞ。

本日も素敵なお酒に出会えますように。

監修
Bar ADDICT
〒040-0035 北海道函館市松風町20‐1
ライジングビル2F

関連記事
関連タグ
ドリンク新着記事