男の酒道VOL.8 ~函館からの何かしら~ ハーシュリザーブ編

ドリンク・2022-03-25 19:23
ハーシュリザーブ

ハーシュリザーブ

閉じる

マンボウはあけましたが、いまだにコロナ禍で世間はグダグダしております、皆様美味しいお酒飲んでますか?

こんにちは【男の酒道】の大野です。

さて、今回紹介するお酒は【ハーシュリザーブ】です。
こちらバーボンなのですが意外にバーボン好きな方でも飲んでなかったりします、一つは、もう終売になってしまった事。
またこのバーボンがリリースされた時(バブル後半)にバーボンブームが下火になってきていた事。
スタンダードなバーボン【アーリータイムス・I Wハーパー・フォアローゼス・ワイルドターキー・ジムビーム】等々が強すぎた事。

バーボン好きな人が割と他のを飲まない事などの理由で置いてあるお店も少なかったようです。

ちなみにバーボンを名乗る為には以下の6つの条件が全て必要となります。
・アメリカ合衆国で製造されていること。
・原材料のトウモロコシの含有量は51%以上であること。
・新品の炭化皮膜処理されたオーク樽を製造に用いること
・80%以下の度数で蒸留されていること。
・熟成のために樽に入れる前のアルコール度数は62.5%以下であること。
・製品として瓶詰めする場合のアルコール度数は40%以上であること。
特に2年以上熟成させたものは「ストレート・バーボン」

樽同士のブレンドを行わずに少量を瓶詰めしたものは「シングル・バレル・バーボン」

5〜10種類の樽をブレンドしたものは「スモール・バッチ・バーボン」と呼ばれ、区別されてます。

ケンタッキー州で生産されたバーボンウイスキーには「ケンタッキー・ストレート・バーボン」などと明記されて区別されてます。

ちょっと前まではケンタッキー州で作ってなければバーボンと呼べない!とかお酒の本にもいっぱい書いていたのですが、、、情報はアップデートしましょう。

ではこちらのお酒です。【ハーシュ】とは【アドルフ・ハーシュ】と言う人の名前で、この方は禁酒法で失われたバーボンのレシピをこの方がまとめ上げていて、その後それぞれの蒸留所に返還しました。

つまりこのハーシュ氏が居たからこそ世界中で愛されるバーボンが現在楽しむ事が出来るのです。

ちなみにこちらはペンシルべニア州のミクターズ蒸留所でつくられた物で現在蒸留所は閉鎖されており、*【アーミッシュ】と呼ばれる電気の無い生活を選んでいるドイツ系移民の末裔である【ミクター家】により1753年に創業されました。

この所のビンテージウイスキーの高沸でこちらもとんでもない値段になってます。
飲みもしないコレクターやそれを利用する転売屋は私の敵である事をここに宣言致しますw

今日も一緒に美味しいお酒を楽しみましょう。

監修
Bar ADDICT
〒040-0035 北海道函館市松風町20‐1
ライジングビル2F

関連記事
関連タグ
ドリンク新着記事