男の酒道VOL.110~函館からの何かしら~キングオブキングス編

ドリンク・2023-01-31 20:19
男の酒道VOL.110~函館からの何かしら~キングオブキングス編
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毎日毎日水抜きをして帰宅してますが、それでもちょっと怖いです。
給水は大丈夫なんだけど排水の方が怖いっす。

さて、今回はオールドボトルを紹介致します。

そのボトルとは《MUNRO'S KING OF KINGS / マンローズ キングオブキングス》。

古くからウイスキーを飲んでいる方やオールドボトル好きな方にはお馴染みでしょう。

日本には、かなり古くから輸入されていたようです。

なんと!明治初期に、すでに横浜のイギリス商社の手で輸入されてました。

今は終売となっているので球数は減る一方ですが、ちょいと探すとまだ出て来ます。

海外では大分値段が上がってまして大体25000円位になってます。

なぜか日本ですと大分安いので、ある意味お買い得かとw

古いお酒なので情報自体はあまり出て来ませんが、解っている範囲で説明したいと思います。

製造元はジェームズ・マンロー社
オールド・パーの製造元の マクドナルド・グリンリース社の子会社です。

原酒にもオールド・パーとほとんど同じものが使われており、キーモルトは《グレンダラン》が使われてます。
うっ・・・、オープンになっている情報はこの位しかない。。。

古いお酒の本を見てもこの位の情報しか出てこないのですよ・・・。

ちなみに、このお酒は1990年代前半には市場から消えました。

手元の資料だと90-91年の《全洋酒情報事典》に載っているのが最後ですね。最終的にはUDJ(ユナイテッド ディスティラリーズ ジャパン)扱いが最後かと。

さて、終売してから30年経っているので開栓する時には中々苦労します。

このボトルも陶器ボトルで蝋封もされているのですが、物によっては劣化している物も有ります。 この辺は賭けですねw
コルク栓は間違いなくグズグズになってます。

更に中でコルクが広がっています。

あとボトルに、これでもかと言う勢いでくっ付いてます。

なので残念ながら中にコルク片が入ってしまいます。

ストレーナーで濾すのも良いですが、そんな時には「スズランテープ」を使います。

新聞とかをまとめる時に使うアレです。

30cm位に切り、途中で結び輪を作ります。
その輪を細かく裂き、擦り合わせて静電気を貯めます。

コルク片が浮いてるウイスキーにそれを入れ、ちゃぷちゃぷすると大分奇麗に取る事が出来ます。
文章で伝えるのは難しいですねw

陶器ボトルだと「代え栓」が付いてくるのですが大体これも駄目になってます。

こっちは逆に乾燥しすぎています。

無理に挿すとコルクが割れます。

ワインのコルクを取って置き、作り直した方が間違いないでしょうね。

古いお酒を飲めるのも、そろそろ限界が見えてきた感じですので気になるお酒は今のうちに飲んでおきましょう。

シングルモルトが世界的にブームですが昔のブレンデッドを飲むと美味しくて「すげぇ!」となりますよ。

本日も皆様が素敵なお酒に出会えますように。

監修
Bar ADDICT
〒040-0035 北海道函館市松風町20‐1
ライジングビル2F

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