都知事選の得票でハッキリ分かれた“勝ち組”と“負け組”

政治・2020-07-06 21:44

過去最多の22人が立候補した東京都知事選挙だが、現職の小池百合子氏(67)が、前回を大幅に上回る366万票を獲得し再選を果たした。

「今回のコロナ騒動になってからようやく稼働し始め、それまでは何もしていなかった小池知事。しかし、連日テレビに出演していることで、お茶の間の視聴者は“頑張ってる感”を印象付けられ、投票したため大量得票が得られたようだ」(政治部記者)

立憲民主党、共産党、社民党の支援を受けた宇都宮健児氏(73)、れいわ新選組の山本太郎代表(45)、日本維新の会が推薦した小野泰輔氏(46)はそろって落選したが、その次点で18万票を獲得し日本第一党党首の桜井誠氏(48)は“勝ち組”になったようだ。

「当初から主要5候補として紹介されたのは、小池氏、宇都宮氏、山本氏、小野氏、そして、N国党党首の立花孝志氏。桜井氏はメディアの取材を一切拒否。ネットを中心に選挙活動を行っいたが、強烈な右寄りの思想をネット民が支持した。一方、立花氏は都知事選への“真剣度”が低く前回よりも票を伸ばしたものの、4万票あまりだった」(同)

以下、泡沫候補とくくられている候補者の中でも“勝ち組”がいるようだ。

「政見放送で全裸になった後藤輝樹氏、目立った動きがなかった澤紫臣氏はそろって2万票あまりを獲得、。そして、スーパークレイジー君こと西本誠氏は街頭演説でのパフォーマンスで目立ち1万票を獲得。この3人は今後につながる出馬だった」(同)

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