男の酒道VOL.32 ~函館からの何かしら~ サイドカー編

ドリンク・2022-06-04 20:51
男の酒道VOL.32 ~函館からの何かしら~ サイドカー編
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色々なお酒を紹介しようとは思っているのですがどうしてもスコッチが多くなってしまうので、たまにはカクテルを紹介しようかと。

バーテンダーのお仕事の中で唯一といっても良いかもしれない派手な仕事???【シェイク】です。
各バーテンダーがそれぞれの振り方を持ってます。
まぁ基本的な所は一応ありますが。

何となくですが、最近はハードでロングなシェイキングが増えてきている気がします。で、今回紹介いたしますのは【サイドカー】です。

ショートカクテルの定番で、このカクテルを基準にお店を選ぶ方も多数おられます。
基本的なレシピは・・・
ブランデー 1/2
コアントロー 1/4
レモン 1/4
となっております。

まぁ、あくまでも基本レシピです。使う材料の分量やコンディション、ブランデーの銘柄で味が全く変わります。
なので、それぞれのお店にそれぞれの基本レシピが有り、その違いを楽しむのが大人ってな感じです。

今から100年以上前に造られたカクテルですし、ショートカクテルなので度数は割と高めですが、絶妙な甘さと、さっぱりした口当たり、優雅さを感じる香りと完成度が非常に高いカクテルなので飲み過ぎには注意です。

ここからは私の勝手な思いなのですが、いわゆる【オーセンティックバー】に伺った時に名店と呼ばれるお店は扉を開けた時にサイドカーの香りがする気がします。

何故なのかは全く解りませんし、そんなにサイドカーばっかり注文される事も無いとは思うのですが、そうなんですよ。
もし同じ感覚の人がおりましたらコメント欄にでも【わかるー】とか書いて下さいませ。

世の中には星の数ほどのカクテルがあります。

その中でも定番と呼ばれる物は、やっぱり重厚感が感じられます。

材料は3種類以内で、名前もキャッチーなカクテルはそれだけで歴史も感じさせてくれます。
まぁ、地味な作業が多いバーテンダーのお仕事ですが、シェイクの時は《ピンスポ》が当たっても良いんじゃないか?とも思いますし、若いバーテンダーならその後のやる気にも繋がりますし、ベテランのバーテンダーさんなら凄みを感じられたりしますので一杯くらいはショートカクテルを入れるのもカッコイイ飲み方かな?と思います。

初見のお店で一杯目で頼むと面倒くさいお客さんと思われるかもなので注意が必要ですがw

当店は、いわゆるオーセンティックバーではありませんのであしからず。
本日も皆様が素敵なお酒に出会えますように。

監修
Bar ADDICT
〒040-0035 北海道函館市松風町20‐1
ライジングビル2F

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