ハレンチ与党？ 無修正性交動画投稿？ エロ事件連発与党は大丈夫か？

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「この人バカなのか？」と、思わずそう笑わせてくれた人は、昨年秋の公明党東京ブロックから出馬していた大沼伸貴さん40歳である。

幸か不幸か大沼さんは衆院選に落選していたのだが、週刊文春のスクープによると、自らのハメ撮り動画をツイッターに投降していたというのだ。

文春によると、衆院選公示日である昨年10月19日にも無修正性交動画をツイッターに投降していたというから、あきれるやら苦笑するやら。しかも文春の取材に対して

「法律に引っかかるって分からなかった。ツイッターがよくないと判断すれば止められると思ってたんで」

と、答えている。こんな人物が、国民の代表たる国会議員に立候補していたとは。それにしても「法律に引っかかるって分からなかった」とは、まるで男子中学生並みの発言以下である。脳みそにシワは存在していないのか？　もはや笑うしかない言動だが、大沼さんが投稿したというツイートを見ると

【29歳フォロワーさんとエッチ　前戯でエロエロしすぎて、挿れた瞬間大量発射しちゃいました】
【もうムラムラしちゃって、職場で一人になった時に全裸オナしちゃった】

などなど実に香ばしい。

なんでも大沼さんは、創価高校から創価大学に進んだ学会のエリートであり、昨年の衆院選に落選後も学会職員として働いていたらしい。天下の公明党も、このヘンタイおじちゃんの正体はわからなかったようだ。

同じ与党の自民党は、「18歳パパ活飲酒議員」が、夜の大活躍をした疑惑で自民党は辞めたが、これを書いている時点において、まだ議員をやめる気はないようだ。

女性記者に「添い寝だけでいいから、遊びに来て～、なにもしないからさ～」とメールを送ったりした衆議院議長も辞める気も反省もないらしい。

さらに与党にこのようなスキャンダルがあっても、国民の自民党支持率にはあまり影響していない。6月13日のNHK世論調査によると、自民党支持率40.1％（＋0.3）、公明党支持率2.9％（＋0.9）である。逆に言えば、それだけ野党の期待値が低いということか。

さてさて、来月はいよいよ参議院選挙である。どの候補者、どの党かを選ぶのはあなただ。

プロフィール

巨椋修（おぐらおさむ）
作家、漫画家。22歳で漫画家デビュー、35歳で作家デビュー、42歳で映画監督。社会問題、歴史、宗教、政治、経済についての執筆が多い。
2004年、富山大学講師。 2008～2009年、JR東海新幹線女性運転士・車掌の護身術講師。陽明門護身拳法5段。