次の衆院選は自公支持者でも自公に入れるべきではない!

政治・2021-07-13 10:31
次の衆院選は自公支持者でも自公に入れるべきではない!
閉じる

まったくもっていまの政府与党は、何をやっているんだ⁉ としか言いようがない。新型コロナ対策にしても五輪についても、先見の明などカケラもなく、ただ思いつきで政治をしているとしか思えない。

いま、与党が行っているのは、「コロナ対策は飲食店さえ休業してくれればそれで済むんです。悪いのは全部飲食店!」ということだ。あげく西村大臣のように、金融機関や酒類事業者に、居酒屋に酒を売るなということを言い出す。これは金融機関も酒類事業者も「お前らも儲けるなよ」と言っているのに等しい。

そして「緊急事態宣言」と「まん延防止措置」をグダグダと繰り返しているだけ。その結果、最悪の緊急事態宣言発出中の五輪開催である。

思えば昨年4月、第一回目の緊急事態宣言発出当時、政府が国民のために何をしようとしていたか?

コロナ感染のために余った高級食肉をさばくため、お肉券を国民に配ることが、当時の政府が困窮する国民のために考えた政策であったのだ。

あまりのバカバカしさに国民が不満をいうと、渋々10万円の特別給付金を出した。ただこのときも当日まで麻生副総理は反対で、その反対理由は「政府の借金を増やすことになる」というものであった。

もし、みなさんの大切な家族が、重い病や事故で生命の危険が迫っている非常事態のとき「借金を増やすことになるから病院には連れていけないなあ」という人はいないであろう。

いまの政権与党はそれをやっているに等しい。民主主義というのは、国民が主権者で代表者を選ぶ方法だが、もう一つ。国民がこの人は政治家にしておいてはいけないというとき、選挙で落とす方策でもあるのだ。

もし秋にある衆院選で、自公の議席数がこのままだとすれば、国民が今の政治でいいと判断したことになる。

もしいまの政府がまずいなと思うなら、例え自公支持者でも自公に票を入れることは避けるべきであろう。

関連記事
関連タグ
政治新着記事