もしコロナがなかったら菅政権は大好評だったかもしれない

政治・2021-01-19 18:41
もしコロナがなかったら菅政権は大好評だったかもしれない
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「歴史に【もし】はない」と言うが、ここはあえて【もし】を考えてみた。【もしコロナ禍がなく安倍前首相が、なんらかの事情で2019年9月に退陣し、菅内閣ができたとする】

菅新首相は「デジタル庁」を創設、行政手続きの効率化をはかり、脱ハンコ等を推進。河野太郎行革大臣が、閣僚の深夜にわたるリレー会見に対し
「大臣が各省に散ってやればすぐ終わる。前例主義・既得権・権威主義の最たるもの。こんなものさっさとやめたらいい」
と批判。菅新政権で日本は変わるぞ! と、現実以上に菅首相に期待したかもしれない。

同時に携帯電話の料金値下げを発表。コロナ禍がなければ、もっと早く実行に移され、菅さんは国民からヤンヤの大喝采。

そんな状態でニコニコ生放送に登場し、「こんにちはガースーです」なんてあいさつをしたら女子から「きゃー、かわいー」国民からも「菅首相ってすごく親しみやすい人」と大人気になり、そこで解散総選挙をすると大勝利。2021年9月までの任期のはずが中長期政権へと……

これはあくまで【もし】のお話。もしコロナ禍がなかったら安倍さんも体調を崩さず辞めなかったと思うし。現実では菅内閣は支持率急落、不支持率急増で、ついに不支持率のほうが多くなっちゃうし。

ただ、驚くべきことは、野党第一党の立憲民主党の支持率も時事通信の世論調査では、合流後最低依を記録。現在支持率3.1%。普通、与党の支持率が下がると、野党の支持率は上がるもの。

これが何をあらわしているかというと、国民の政治不信がどんどん強くなってきているってことだろう。

東日本大震災のとき、民主党政権だったからダメだったという人は多い。しかしコロナ禍という大災害で自民党政権でもダメダメぶりを発揮しているということは……、残念ながら我が国には有事に有能な政権など【ない】ということなのかもしれない。

プロフィール

おぐらおさむ
作家、漫画家。22歳で漫画家デビュー、35歳で作家デビュー、社会問題全般に関心が高く、歴史、時代劇、宗教、食文化などをテーマに執筆をしている。2004年、富山大学教養学部非常勤講師。 2008~2009年、JR東海新幹線女性運転士・車掌の護身術講師。空手五段。

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