実名を暴露され今後の処遇が注目されるセクハラ被害を受けたテレ朝女性記者

社会・2018-04-23 21:03

「週刊新潮」(新潮社)のスクープで発覚した、財務省の福田淳一事務次官(58)のテレビ朝日女性記者に対するセクハラ問題だが、新たな問題が勃発した。

テレ朝は18日深夜に会見。自社の女性記者が被害者だったことを公表したものの、記者の実名は明かさず、ところが、翌日、とんでもないことが起きてしまったというのだ。

「19日に行われた民進党の定例記者会見でフリー記者がテレ朝の女性記者の実名を出して質問をするという暴挙に出たのです。なぜか、その様子はすぐさま動画投稿サイト・YouTubeにアップされ大炎上。記者t名乗っていますが、その人物は永田町界隈では有名なカメラマン。大御所クラスの政治家たちと昵懇ですが、トラブルメーカーでもあるので、現在はあまり仕事がないはず。おまけに、自民党とベッタリなので、なぜ民進党の会見で暴挙に出たのかが謎です」(永田町関係者)

ネット上では、被害者である記者に対し、心無い発言が飛び交っているが、注目されるのは今後のテレ朝の処遇だというのだ。

「もともと、女性記者がセクハラの事実を上司に報告していたが、要は握りつぶそうとしていた。今や女性の名前はすっかり知れ渡ってしまいましたが、こうなってしまったからにはそう簡単に異動させられないでしょう。会社に居づらくなって退職してしまうかも」(全国紙社会部記者)

辞任を表明した福田氏への退職金は最大で5300万円になる見込みだとか。

勇気を振り絞ってセクハラを告発した女性記者だが、まったくその行動が報われなかったようだ。

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