DA PUMPの「U. S. A. 」ブレークの背景でささやかれるジャニーズ事務所の弱体化

エンタメ・2018-09-08 22:00

7人組ダンスボーカルグループ「DA PUMP」が、10月に東京・丸の内の東京国際フォーラムで単独公演を行う。

同グループといえば、6月にリリースされた新曲「U.S.A.」が、歌詞や振り付けが「ダサかっこいい」と話題になり、7月23日付オリコン週間デジタルシングル(単曲)ランキングで、配信6週目にして1位を獲得。

動画配信サイト・YouTubeでのMVの視聴回数は6600万回を突破。同公演はこれまで支えてくれたファンへの“恩返し”として行われる。「関係者もメンバーもまさかここまで当たるとは思っていなかった。当たりすぎて、年末の『日本レコード大賞』の大賞候補に浮上するほどです」(レコード会社関係者)

同グループは97年に「Feelin' Good -It's PARADISE- 」でデビュー。ボーカル・ISSA(39)の歌唱力と当時のメンバー4人のキレキレのダンスでたちまち人気を獲得したが、さらなるブレークには大きな“壁”が立ちはだかっていたという。

「当時のジャニーズ事務所の関係各所への影響力は今の比ではなかった。そのため、各テレビ局に『DA PUMPを出したらうちのタレントは出さない』と通告、。そのため、DA PUMPはプロモーション展開に苦労しました。その後、DA PUMPと同じ事務所から続々と男性グループがデビューしましたが、DA PUMPと同じように憂き目にあってしまいました」(同前)

DA PUMPのデビューから21年。「U.S.A.」のヒットですっかり勢いを取り戻したが、ジャニーズの“横やり”はなかったのか?

「ジャニーズとしては、代替わりに向けた社内の整備や、相次ぐ所属タレントのスキャンダルで外に構っているヒマはないようです。つまり、すっかり弱体化してしまったのです」(芸能記者)

そのうち、ジャニーズ事務所のグループが新曲を出した際の“定位置”となっているオリコン1位の座も、“ガチンコ”で他のアーティストに奪われる日が来そうだ。

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