驚き! 世界の全死亡者のうち30人に1人がコロナで死んでいた!

社会・2021-04-23 17:23
驚き! 世界の全死亡者のうち30人に1人がコロナで死んでいた!
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WHOによると、2019年では全世界であらゆる死因を含めて5千540万人が亡くなったという。そして2020年新型コロナの世界的流行がはじまり、2020年だけで180万人の人が亡くなっている。

もし2020年の全世界死亡者数が、2019年と同じだと仮定すると、2020年だけで新型コロナでなんと、全死亡者のうち30人に1人の割合で亡くなっていることになるのだ。

日本の場合だと2020年に亡くなった方は138万4544人。そのうち新型コロナで亡くなった人はわずか3千459人と、全死亡者中およそ400人に1人と桁が違う。

日本を含め東アジアや東南アジアの人たちは、欧米の人たちに比べて驚くほど感染者や死亡者が少ない。この謎はまだ解明されていないが、新型コロナウィルスの流行は100年先の教科書にも出るほどの大事件と言える。

現在、全世界の新型コロナによる死亡者は300万人を超えている。1957年に流行したアジアかぜの死亡者は200万人。1968年に流行した香港かぜは100万人と、当時といまとでは世界人口に差があるとはいえ、これだけ医学や衛生観念が発達した21世紀で、わずか1年数カ月で300万人を殺す新型コロナウィルスが、どれだけ凶暴なウィルスであることか。

幸い驚異的なスピードでワクチンができた。それも発症予防効果95%という非常に高い効果があるという。我が国では、ワクチンへの対応が遅れに遅れているとはいうものの、来年の春くらいには過半数の人が接種し、落ち着いていると期待したい。

プロフィール

おぐらおさむ
作家、漫画家。22歳で漫画家デビュー、35歳で作家デビュー、社会問題全般に関心が高く、歴史、時代劇、宗教、食文化などをテーマに執筆をしている。2004年、富山大学講師。 2008~2009年、JR東海新幹線女性運転士・車掌の護身術講師。空手五段。

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