夜のおぼっちゃまくん 高級ラウンジ通いの白須賀貴樹議員のひどすぎる不祥事列伝

閉じる

緊急事大宣言下、銀座など高級クラブや会食をしてマスコミに叩かれる自民党議員が続出する中、またしても学習能力が欠落している議員が現れた。

東京・麻布の会員制高級ラウンジに元アイドルと噂されるホステスと同伴したのは、白須賀貴樹議員である。白須賀議員の一族は聖華グループという保育園など学校法人や社会福祉法人を経営している。また歯科医院も経営しているという。

白須賀議員はとかく不祥事が多い人で、15年には白須賀議員が代表を務める『自民党千葉県第十三選挙区支部』では11～13年に自民党本部から受け取った政党助成金3550万円を収支報告書に記載していなかったり、19年には白須賀議員を乗せ秘書が運転する車が当て逃げ事故を起こしたりしている。

19年4月には、白須賀議員の公設秘書と私設秘書が、千葉県議会議員選挙で白須賀議員が支援する立候補者とライバル関係にある立候補者のポスター120枚を剥がし、書類送検されている。

他にも中国IR企業からの汚職事件で家宅捜索を受けるなど、こうも不祥事が多い議員もめずらしい。

そして今回の不祥事は週刊文春が緊急事態宣言下に高級ラウンジへ元アイドルで現在はモデルをしている女性と同伴ということでネットでは「パパ活では？」との噂も出てきている。

高級ラウンジに言った理由は、お店の店長が白須賀議員の経営する学校の卒業生で「お店が潰れそうと聞いたので、お金を落としてやろうと思った」からというが、このご時世潰れそうな飲食店は山ほどあり、国会議員ならその多くのお店を救う方法を考えることだろう。

もっとも国会議員の皆さんは、飲食店を救うため補償を増やす前に罰金を取ることを先に決めたようだが……

プロフィール

おぐらおさむ
作家、漫画家。22歳で漫画家デビュー、35歳で作家デビュー、社会問題全般に関心が高く、歴史、時代劇、宗教、食文化などをテーマに執筆をしている。2004年、富山大学教養学部非常勤講師。 2008～2009年、JR東海新幹線女性運転士・車掌の護身術講師。空手五段。