行政の協力金出し渋りがひどすぎる。飲食店を潰したいとしか思えない

社会・2021-04-08 18:22
行政の協力金出し渋りがひどすぎる。飲食店を潰したいとしか思えない
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友人がよく行く居酒屋でのこと。協力金を申請すると、品川区のお役所から「書類の不備がありました」という連絡があったらしい。

協力金や支援金の申請はやたらとややこしく、ほんの少しでも間違いがあると「書き直せ」と言ってくるので、根を上げて行政書士に依頼する店主も多いと聞く。

さて、友人の知り合いの場合、さらに「ホームページでの営業時間変更告知では偽装の可能性もあるので、店頭に張り紙していた画像をください」との注文があった。

まさに「???」な内容である。「ホームページでの営業時間変更告知では偽装の可能性がある」として「店頭に張り紙していた画像」は偽造の可能性はないのであろうか? 申請の概要を記したページには、どこにもそんなことが明記されていない。

もはやこれは行政からの嫌がらせ、イチャモンとしか思えない。

さらにその店では、行政からの休業要請に従って、3月8日まで休業。9日から営業再開をしたが、東京都の場合「酒類の提供は11時00分から19時00分まで」となっている。

そこで品川区のお役人様は「19時からは酒を提供していない事を証明する書類を出せ」とのこと。

これも「???」である。「19時からは酒を提供していない事を証明する書類」とはいかなるものであろうか? お客や従業員の証言でも記載せよというのであろうか? もしそうしても前述したホームページ偽造の可能性と同様、お役人様が「こんなの信用できません」と言えば、また書き直しであろう。ますますもって嫌がらせとしか思えない。

これは飲食店だけではなく、生活保護申請者にもイチャモンをつけて申請拒否する職員がおり、かつてはそれで餓死者がでている。

また時短協力をしても協力金が、まだ一部の業者にしか来ていないという。行政は飲食店を潰したいとしか思えないのが現状だ。

プロフィール

おぐらおさむ
作家、漫画家。22歳で漫画家デビュー、35歳で作家デビュー、社会問題全般に関心が高く、歴史、時代劇、宗教、食文化などをテーマに執筆をしている。2004年、富山大学教養学部非常勤講師。 2008~2009年、JR東海新幹線女性運転士・車掌の護身術講師。空手五段。

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