暗黒の1年になりそうな各スポーツ紙

社会・2020-06-03 20:00

プロ野球・巨人の複数の選手が新型コロナウイルスに感染したことが3日、明らかになった。

各メディアによると、2選手が検査で陽性と判定。巨人は3日、東京ドームで午後2時から実施予定だった西武との練習試合を中止すると発表。球団は理由について、同日夕方にも明らかにするとした。

「プロ野球は当初の予定より約3カ月遅れて6月19日の開幕を目指していた。それに向けて盛り上がっていたところに選手のコロナ感染が発覚。さらに開幕が延期される可能性が浮上してしまった」(プロ野球担当記者)

一方、Jリーグは新型コロナウイルス感染拡大の影響で公式戦を中断しており、5月29日にJ1再開を7月4日、J2再開とJ3開幕を6月27日とすることが決定していた。

しかし、J1名古屋は2日、オンライン上で会見を行い、元日本代表MF金崎夢生(31)が新型コロナウイルス感染症の陽性判定が出たことを発表。この影響で開幕がさらに延期する可能性が浮上してきたのだ。

「現在、本来紙面を大々的に飾るはずだったプロ野球とJリーグのネタがまったくなく、週末の競馬頼みの状態。もし、プロ野球もJリーグもまたまた開幕が延期するようならば、各スポーツ紙ともワーストの売り上げを記録することになりそうだ」(広告代理店関係者)

ただでさえ売り上げ増が期待されていた東京五輪が延期になってしまっただけに、各スポーツ紙にとって暗黒の1年になりそうだ。

関連記事
社会新着記事