“文春砲”を食らって辞任に追い込まれそうな渦中の黒川検事長

社会・2020-05-21 07:00

結局、今国会での成立は見送られたが、内閣の判断で検察官の定年を引き上げられるようにする検察庁法改正案に対し、女優で歌手の小泉今日子(54)らが続々と成立反対の声をあげ話題になった。

そこで一躍渦中の人物となったのが、東京高検検事長の黒川弘務氏(63)。黒川氏あてにカッター入りの脅迫状が届く事件まで発生していたが、なんと、黒川氏が産経新聞社会部記者や朝日新聞の元検察担当記者らと賭けマージャンをしていたことを20日、「文春オンライン」が報じた。

同サイトによると、黒川氏ら4人が集まったのは5月1日。外出自粛が呼び掛けられている緊急事態宣言下にもかかわらず、午後7時半頃に産経新聞記者の自宅マンションに集合すると、午前2時近くまでマージャンは続き、おまけに黒川氏は産経新聞が用意したハイヤーで帰宅したというのだ。

「黒川氏といえば、安部首相の“お友達”の1人で、産経新聞といえば、安倍政権の“御用新聞”。こんな事実が発覚したら、またまた国民からの批判が高まりそうだ。さっそく、公明党の幹部から辞任を要求する声があがっている」(全国紙政治部記者)

政権には守られている黒川氏だが、“文春砲”をくらって窮地に追い込まれそうだ。

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