小池知事が見落とした堂々と営業を続けるパチンコ店よりも危険な業種

社会・2020-05-05 20:00

新型コロナウイルスの感染拡大を受け、都が休業要請していたパチンコ店について、小池百合子知事(67)は4月30日、営業が確認されていた全4店が同日までに休業したことを明らかにした。

都内のパチンコ店をめぐっては、都が休業要請後も営業を続ける店舗を特別措置法に基づく店名公表を検討。店舗に対して、休業するよう要請を続けた。

公表予定だった同28日には全店舗が休業したとしていたが、都の働きかけから漏れていた4店の営業が確認されていたが、その後、なんとか全店舗の休業を達成。首都圏の各県も各パチンコ店に対し休業要請を行い、大半の店が休業している。

「それでも、まだ、粘っている店があり、そこには客が殺到し店内は『密』な状態になっている。とはいえ、まだパチンコ店からの感染者が出ていないのがせめてもの救いだが」(全国紙社会部記者)

とはいえ、まだ都内では小池知事がおそらく見落としているであろう、感染リスクの高い業種が時短はしているものの堂々と営業を続けているというのだ。

「休業補償の出ない多くの風俗店は営業を続けていますが、うちも含めやはり出勤に人数は減っています。逆に女性客の人数が増えているのが、都内に複数の店舗を構える某出会いカフェグループ。風俗店ならばキスなどの“濃厚接触プレー”をしなければいけませんが、そこは『手だけ』とか『オナ見』など女性が選べて手軽に稼げます。さらに、最後までやっても『キスはNG』という強者もいるのだとか。とはいえ、相手との『密』な空間での濃厚接触は不可避。従業員も感染リスクがありますが、たとえそこから感染者が出ても、そこで会った相手から染った、とは口が避けても言わないでしょうから、感染経路として確認するのは難しいのでは」(都内のデリヘル店のオーナー)

小池知事は“上級国民”だけに、そんな業種の存在すら知り得ないかもしれない。

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