赤っ恥をかかされて“報復”がありそうな東京・小池知事

社会・2020-04-29 20:00

東京都の小池百合子知事(67)は28日午前、新型コロナウイルス特別措置法に基づく休業要請に応じない都内のパチンコ店について、「営業している店舗はゼロになった」と発言。しかし、実際はまだ4店舗での営業が確認されてしまった。

休業要請に応じない都内のパチンコ店について、小池氏は28日午前、報道陣に対し「説得などで(営業を継続する店は)かなり減り、今日の時点でゼロ! ご協力ありがとうございます」と笑顔で報告した。

ところが、報道各社の取材により、まだ4店舗が営業していることが判明。急きょ、都の職員が現地に出向き、事実関係を調査する事態となってしまった。

「都の職員60人で構成する15の専属チームが立ち上げられ、情報提供などで、26日の時点では都内156店の営業を確認。個別で訪問し、対象店舗に休業への協力を求め27日には営業店舗は22店に減り、28日に再度巡回したところ、全22店舗が休業していたというが、チェックが甘すぎた。パチンコ情報サイトを活用すれば、27日を臨時休業にして、28日に営業を再開していた店舗が判明したはず」(全国紙の都政担当記者)

営業していた店舗の中には、29日も堂々と営業する店舗もあり、その様子を報道各社が報じた。

小池氏はすっかり赤っ恥をかかされてしまったが、都の職員たちは戦々恐々だというのだ。

「さすがに、コロナの騒動中はほかに構っている余裕はなさそうだが、夏の都知事選で再選を果たし、コロナが終息したあかつきには、今回のパチンコ店の問題のチームの責任者やそれなりの地位のある職員に対して何らかの“報復”がありそう。そのぐらい執念深い性格」(都庁職員)

うまくコロナ対策を進めていたはずだったが、パチンコ店の問題で“大減点”となってしまった。

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