続々と“部外者”の隔離が進みそうなテレビ各局のニュースと情報番組

社会・2020-04-12 21:00

テレビ朝日系「報道ステーション」でMCを務める同局の富川悠太アナウンサー(43)が新型コロナウイルスに感染していたことを、各スポーツ紙が報じた。

各紙によると、富川アナは今月7日の番組中に声がかすれる場面もあったが、8日と9日は変わらず出演。9日の番組終了後に体調不良を訴え、その後、PCR検査を受け、11日に陽性反応が確認されたという。

同局では、ともにメインキャスターを務める徳永有美アナ(44)や、番組で濃厚接触したとみられるスタッフら約20人を自宅待機に。緊急措置として、13日からの「報ステ」には、金曜日のMCを担当する小木逸平アナ(45)と、フィールドリポーターを務める森葉子アナ(33)の態勢で臨むという。

「一大事となったが、不幸中の幸いなのは、富川アナがテレ朝の社員だったこと。自局の社員ならば、補償がしっかりしているが、もし、これが逆でフリーの徳永アナが感染していたら、補償問題などで大騒動になっていた」(テレビ局関係者)

ここに来て、NHKや民放各局は、原則、局内に自局の社員しか立ち入れない体制を整えている。

その影響もあってか、小倉智昭キャスター(72)は8日から司会を務めるフジテレビ系「とくダネ!」にテレワークで出演。

また、TBS系「NEWS23」のメインキャスターを務める、元テレビ朝日アナウンサーで現在フリーの小川彩佳(35)は1日から、妊婦ということもあって感染リスクを避けるため、通常のスタジオとは別の場所から中継で出演している。「おそらく、今後、フジテレビ系『Live News it!』のメインキャスターをつとめる加藤綾アナ、TBS系『Nスタ』のキャスターをつとめるホラン千秋ら部外者はほかの場所に隔離されての出演になりそうだ」(芸能記者)

いよいよ、コロナの影響は通常の放送に影響を与える段階に突入したようだ。

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