億万長者にしてくれたパチンコ業界への“逆恨み”をぶつけたアントニオ猪木氏

社会・2020-04-30 21:15

緊急事態宣言が発令される中、各都道府県の休業要請に応じずに営業を続けるパチンコ店が問題になっている中、元プロレスラー・参院議員の「燃える闘魂」アントニオ猪木氏(77)が26日、自身のツイッターで強烈なメッセージを発信した。

自宅の玄関先と思われる場所で動画出演した猪木氏は、パチンコ店の営業問題に言及。

わざわざ木の杭、植物の枝、ハンマー、さらにはハサミの小道具を用意し、「出る杭は打たれる、出る枝は切られる…」と言った後、「出るパチンコ屋は閉めさせられる」とつづり、最後はおなじみのの「1、2、3、ダッ!!」と締めた。「猪木氏といえば、自身の名前がついてパチンコ機・スロット機がいずれも大ヒット。その機種のヒットによってたちまち億万長者となってしまった。いわば、パチンコ業界は猪木氏にとっての“大恩人”。にもかかわらず、いきなりかみついたのには驚いた」(プロレス担当記者)

パチンコ業界のかげでひと儲けした後、猪木氏は07年に新団体・IGFを旗揚げ。現在はすっかり活動休止状態となったが、どうやら、動画投稿はその“逆恨み”ではないかと見られているという。

「IGFのスポンサーは2つのパチンコ機種メーカーがついていたが、どうやら両社とも撤退。そのため、団体存続危機に陥ってしまったようだ。とはいえ、あまりにも他力本願」(同)

いずれにせよ、今後、パチンコ業界からの支援はなさそうだ。

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