新型コロナの終焉とは、本当の終わりはいつくる
社会・2021-02-22 18:072021年2月22日現在、東京都では1日の新型コロナの新規感染者が3カ月ぶりに200人を下回ったそうだ。
ワイドショーのコメンテーターは「コロナはゼロになるまで油断できませんよ」「コロナゼロを目指しましょう」と繰り返すようになった。油断できないのは事実だし、新型コロナ感染者ゼロを目指すのは一向にかまわない。
しかし新型コロナウィルスを地球上から根絶するのは、極めて困難であろうし、現実的とは思えない。
江戸時代の終わりころまだ鎖国状態だというのに、コレラが世界的パンデミックを起こしていたコレラが、日本でも大流行した。梅毒はコロンブスがヨーロッパに持ち込み、1495年頃ヨーロッパで流行。そのわずか17年後に京都で大流行している。
コレラも梅毒も感染症だが、21世紀の現代になっても根絶されていない。
東京の場合、2月19日のデータによると、感染者の合計数は10万9千人に対して、回復者数が
10万4千人。つまりほとんどの人は回復しているということだ。いま感染している5千人の人もほとんどが回復していくことだろう。そしてワクチン接種がはじまると、感染者は減り、重症者も減っていくことだろう。
しかし、いくらワクチンができたからといって、新型コロナという病気が消えてなくなるとは思えない。いまでも次々に変異種が現れているし、ワクチンがあるインフルエンザや麻疹(はしか)も、いまだになくなっていないしね。
マスコミはこれからも「コロナ感染はゼロにしないと」「ワクチンの危険性」や「軽症でもこんなにひどい」などと不安を煽る報道が続くだろう。コロナ不安はマスコミにとって【金の成る木】だからだ。
そして日本や世界の人たちが、この病を受け入れ、特に不安を感じなくなったときが、新型コロナの終焉となるのではないだろうか?
プロフィール
おぐらおさむ
作家、漫画家。22歳で漫画家デビュー、35歳で作家デビュー、社会問題全般に関心が高く、歴史、時代劇、宗教、食文化などをテーマに執筆をしている。2004年、富山大学教養学部非常勤講師。 2008~2009年、JR東海新幹線女性運転士・車掌の護身術講師。空手五段。
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