反日カルトの統一教会と手を組んでいた自民党は大丈夫か？

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統一教会創設者である文鮮明の言葉に次のようなものがある。

「韓半島は何かといえば、男で言えば生殖器です。半島です。島国（日本）は女性の陰部と同じです。日本が1978年から、世界的な経済大国として登場したのは、エバ（イブ）国家として選ばれたので（中略）日本はすべての物資を収捨（しゅうしゅう・拾い集めること）して、本来の夫であるアダム国家韓国に捧げなければならないのです」

また統一教会の教えには

「エバがサタン天使（天使長ルーシェル（ルシファーのこと））と性交して汚れ、その後、エバはアダムを誘惑して性交してアダムも汚れてしまい、２人とも罪人になった」

というものもある。

旧約聖書の創世記に出てくるエバ（イブ）が「禁断の実を食べた」という話が出てくるが、統一教会の解釈によると、禁断の実を食べるとは、エバがサタン天使と不倫をしたということになるらしい。

そして韓国はアダムの国であり、日本はエバの国とされ、日本は夫である韓国に、すべてを捧げなければならないというのだ。

ほかにも統一教会の教えによると、韓民族は神に選ばれし民であり、日本はサタンの穢れた国とされ、そのため洗脳された日本の信者はこれまで、わかっているだけでも1237億円ものお金を貢いできたというのだ。

それも多額の献金などを求められるのは世界でも日本の信者だけだという。そして統一教会創設者文鮮明の目的には「エバ国家日本をアダム国家韓国の植民地にすること」「天皇を自分（文鮮明）にひれ伏させること」であるという。

こうなると反日カルト教団としか言いようがない。その反日カルト教団とズブズブの関係であったのが、あろうことか戦後日本の政治をリードし続けて来た自民党であったというから驚く。

カルト信者の救済を行っている紀藤正樹弁護士があるテレビ番組に語った言葉によると

「1993年に文鮮明氏が日本に来日。その時に文鮮明氏はアメリカで1984年頃、脱税で逮捕されている。原則入れないものを許可した。その時背後にいたのが当時の金丸元副総裁で推薦は全員自民党の全派閥。そのくらい統一教会と当時の自民党の関係は濃かった」

という。これだけたくさんの日本人被害者を出している宗教団体と、ずっと関係を持っていたのだから、自民党の罪は大きいと言わざるを得ない。「韓国ガ～」と韓国をヘイトし、自民党を支持していたネトウヨ諸氏も裏切られた気分なのではないだろうか？

プロフィール

巨椋修（おぐらおさむ）
作家、漫画家。22歳で漫画家デビュー、35歳で作家デビュー、42歳で映画監督。社会問題、歴史、宗教、政治、経済についての執筆が多い。
2004年、富山大学講師。 2008～2009年、JR東海新幹線女性運転士・車掌の護身術講師。陽明門護身拳法5段。