“芋づる式”にはならなかった人気グループメンバーたちの薬物事件

エンタメ・2019-10-11 20:30

自宅で大麻を所持したとして、大麻取締法違反(所持)の罪に問われた人気バンド・RIZEのJESSEこと米国籍のマック・ファーデン・ジェシー・ソラト被告(39)の初公判が8日、東京地裁で行われた。

ジェシー被告は、ギタリスト・Char(64)の息子。起訴状によると7月19日、東京都品川区の自宅で大麻約2.4gとコカイン約0.09gを所持したとされている。

各メディアによると、ジェシー被告は、起訴内容について「間違いありません」と認めたという。検察側は、証拠調べで17歳の頃から使用・所持していたことを指摘。

被告人質問でジェシー被告は、「腰のヘルニアと診断され、腰が痛くて寝つけない時や、ストレスがたまっている時に使っていた」と使用の動機を説明。

検察側は懲役2年を求刑。弁護側は執行猶予つきの判決を求め、結審したという。

ジェシー被告と同日、京都市内の自宅で逮捕された、同じくRIZEとDragon AshのメンバーでKenKenこと金子賢輔被告(33)の初公判は、今月16日に行われる。

「警視庁が同じグループのメンバー2人を同日に逮捕したというからには、かなりカタイ筋から情報を得ていた証拠。2人の口を徹底的に割らせて“芋づる式”にもっと大物を逮捕に持ち込もうとしていた。しかし、結局、2人が口を割らないうちに拘留期限を迎えてしまった」(全国紙社会部記者)

心あたりのある2人の周辺人物は大いに感謝しているはずだ。

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