安室奈美恵の“殿様”ぶりが招いたNHKの大失態

エンタメ・2018-01-06 15:00

NHKが5日、報道各社に提供した昨年大みそかの「第68回NHK紅白歌合戦」に出演した安室奈美恵(40)の2枚の歌唱写真が当日の本番ではなく、12月30日のリハーサル時に撮影したものだと公表し、謝罪したことを各メディアが報じている。

報道をまとめると、安室は昨年12月29日と30日にメイン会場のNHKホールとは別の局内にあるスタジオでリハーサルを行い、31日に生中継で出演。

同局によると、事前に安室側から写真撮影は29日、30日のみと指定され、31日の撮影はNGとされていたという。

しかし、同局広報局と制作局の複数の現場担当者は、リハーサルが本番と同じ服装、照明で行われたことなどから、リハーサルの写真を本番の代用として提供することを決定。一連の経緯について上司への報告はなかったという。

そのままスルーされれば何の問題もなかったが、今月4日、第三者から「写真のデータの日付が12月30日になっている」との指摘を受け発覚。担当者らは事実と認めているというのだ。

「普段から安室の取材をしていれば分かることだが、基本、安室は本番の撮影はNG。出演交渉の段階からそのあたりのことを詰めていれば何の問題もなかった。しかし、NHKは安室に対してまるで“殿様”のようなVIP待遇を提示して交渉。その結果、一般常識で考えたらあり得ないような大失態を犯すことになってしまった」(芸能記者)

歌手別視聴率ナンバー1を記録しラスト紅白を飾った安室だが、NHKのおかげで“黒歴史”になりそうだ。

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