【横浜新市長】山中竹春氏のパワハラ疑惑等が噴出中

社会・2021-08-24 18:11
【横浜新市長】山中竹春氏のパワハラ疑惑等が噴出中
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横浜市長選挙で圧勝した山中竹春氏(元横浜市立大学学長補佐・大学院研究科長)に、パワハラ疑惑をはじめ、いくつかの疑惑が出てきた。

なんでも、山中氏が横浜市大医学部臨床統計学教室教授だった頃、パワハラで教職員や秘書など15人以上が退職しているというのだ。

この話が本当なら、15人もの人をパワハラ、つまり“いじめ”で退職に追い込んできたというのだから尋常ではない。中には適応障害という精神疾患にまでなった人がいるというから、相当にひどいものであったと想像できる。

他にも8月22日の朝日新聞には「感染爆発下の横浜市長選、「コロナ専門家」が制す」と題された記事が出た。

だが、山中新市長の学歴は、早稲田大学政治経済学部卒業、早稲田大学大学院理工学研究科修了となっており、医学の専門家ではなさそうだ。

もちろん、医者や医学博士でないから、新型コロナの専門家ではないなどという気はない。いまやすべての学問は専門外の学者が、多方面の知恵を合わせて発展・発達させていくものだからだ。また山中新市長は、昨年から、たびたびワイドショーなどに、専門家として出演している。

ただ、山中氏と新型コロナに関しては、約1年前、吉村洋文大阪府知事が
「イソジンでうがいをすると、コロナの陽性率が減少する」
というデマを発表してしまった。その後、全国でうがい薬が売り切れになるほどの騒ぎになる。吉村知事は、その後すぐに「イソジンは予防薬でも治療薬でもありません」と訂正。

吉村知事が、イソジンを新型コロナウイルス予防に効果があると説明した際に使ったフリップに山中新市長の名前が記されていたのだ。

山中新市長は、立候補時に指摘され「無断で名前を掲載された」と主張しているが、はたしてどうなのか?

これから、市議会やマスコミがこれらの疑惑について、調べ上げていくと思われるので、その結果を待ちたいものだ。

プロフィール

おぐらおさむ
作家、漫画家。22歳で漫画家デビュー、35歳で作家デビュー、社会問題全般に関心が高く、歴史、時代劇、宗教、食文化などをテーマに執筆をしている。2004年、富山大学講師。 2008~2009年、JR東海新幹線女性運転士・車掌の護身術講師。空手五段。

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