米国ロシア両大統領に認知症の疑い
社会・2022-04-25 18:24認知症には、脳の一部が萎縮していくものや、脳血管障害によっておこるものなどがある。症状としては、もの忘れなど記憶障害や、幻覚を感じたり、不安になったり怒りっぽくなったりという心理的な症状が出る。
もし核兵器を持っているような国の代表者が、認知症になれば、これほど恐ろしいことはない。いま、二つの核兵器超大国支配者が、認知症を疑われている。それはアメリカ合衆国のバイデン大統領とロシアの独裁者プーチン大統領である。
両人とも、以前より健康不安説が出ていた。バイデン大統領の失言癖や、よぼよぼとした歩き方に「大丈夫か?」と思う人は多いだろう。一方のプーチン大統領も、ウクライナ侵攻でよくマスコミに姿を現すようになったとき、顔のむくみや老け方に驚いた人も多いに違いない。
バイデンの場合、4月14日、ノースカロライナで演説直後、誰もいない空間に手を差し出し握手をしようとした。そして誰もいないと気が付くと、オロオロと何者かを探すようなしぐさをし、足元も頼りなくステージを降りていった。
プーチンの場合、以前より足元がヨロめいたり、指が小刻みに動くなど、パーキンソン病が疑われている。この病気は、うつや妄想、幻視などの精神系の障害が出るなど、認知症の原因のひとつにもなる。
他にもプーチンは、脳卒中にともなう血管性認知症を患っている疑いがある。血管性認知症は、初期に推論力や判断力に問題を起こし、後に記憶力が低下する。また、ルビー小体型認知症の可能性もある。これはパーキンソン病に似た症状が出るもので、認知症全体の20%がルビー小体型であり、めずらしいものではない。
バイデン大統領は79歳と米国男性の平均寿命77歳を上まわり、プーチン大統領は69歳だが、ロシア人男性の平均寿命67歳より上で、共に認知症になってもおかしくない年齢。まさかとは思うが・・・
プロフィール
おぐらおさむ
作家、漫画家。22歳で漫画家デビュー、35歳で作家デビュー、社会問題全般に関心が高く、歴史、時代劇、宗教、食文化などをテーマに執筆をしている。2004年、富山大学講師。 2008~2009年、JR東海新幹線女性運転士・車掌の護身術講師。空手五段。
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