ウクライナ戦争を世界大戦にしない方法

社会・2022-03-09 19:47
ウクライナ戦争を世界大戦にしない方法
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孤軍奮闘しているウクライナ軍に対して、NATOなどは武器や資金の供与、ロシアに対する経済制裁という支援しかできない。もしロシアがNATO加盟国のどこか1ヵ国を脅かした場合、NATO条約題5条に基づき、加盟国30国が、ロシアと戦争することになる。

つまりNATO30国とウクライナとロシアの32ヵ国が参加する世界大戦が起こってしまう。そうならないために、あの戦争大好きな米国が自重しているのだ。

ではウクライナ戦争を世界大戦にしないためには、どんな方法があるのか?

ひとつは、プーチンのわがままを聞いてやって、ウクライナはNATOにもEUにも加盟させないと宣言し、武器や資金の供給もやめて、ウクライナのゼレンスキー大統領を亡命させてやることだろう。

あるいはこの戦争で英雄になり、反ロシアの象徴となったゼレンスキー大統領の居場所を、ロシア側にリークし、ゼレンスキーを暗殺させることだ。あるいはNATO自身が手を回して暗殺してしまうかもしれない。

これらがもっとも【平和的】かつ【早く】【犠牲者を少なく】いまの戦争を終結させる方法だ。まさかと思うかもしれないが、プーチンは核のボタンを持っており、数百万、数千万、数十億人の犠牲を出すよりマシと、NATOが判断したら躊躇なくやるだろう。

もう一つがプーチンを失脚、もしくは暗殺してしまうことだろう。プーチン失脚は、ロシア軍のクーデターや国民の蜂起が考えられる。

プーチン暗殺はどうか? 米国のグラム上院議員は「ロシアにブルータスはいないのか」と暗殺について語り、物議をかもしている。ロシア出身の富豪は「生死を問わずプーチンを拘束した者に1億円を払う」と言った。

ただ、プーチンは異常に用心深くなっており、フランスのマクロン大統領との会談では約6mの長机を挟んでいた。自分の側近と協議するときは、さらに遠い8mも離れて対話をしている。

いまのプーチンは、外国の大統領より自分の側近が恐いらしい。

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