菅政権はいつまでもつのか?

エンタメ・2020-12-26 18:35
菅政権はいつまでもつのか?
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菅政権の次を狙っていた安倍晋三前総理だったが、検察の告発により、安倍前総理は不起訴。前夜祭を主催した政治団体「安倍晋三後援会」代表の公設第1秘書が政治資金規正法違反で略式起訴という結果に。

さらに記者会見では「国民と国会議員に深くお詫びする」としながらも、あとはすべて秘書と事務所のせいにするという見苦しさ。
あのね安倍さん、これが一般の企業だったら、自分の部下なり秘書なりが、悪さをしたとき、上司が「わしは知らんもんね。みんなアイツらがやったことだもん」じゃ通用しませんよ。

これでこれまであった前総理のご威光も権威も、信用も、かなり削り取られ、安倍前総理の再々登板の線はなくなった。

本来ならここでほっとするはずの菅総理だが、そうもしていられない。とにかく内閣支持率の急落が止まらないのだ。いまや報道各社の世論調査で支持率が4割を切るありさま。

しかもGoToトラベル停止表明の夜に、高級ステーキ店で会食がバレてしまう。自分で国民に「GoToイートは原則4人以下でお願いします」と要請しながら、会食は8人であった。

さらに菅総理がそのことを陳謝した翌日に橋本聖子五輪担当相ら6人が、新宿の高級すし店からほろ酔いで出てきたところを文春記者に捕まっている。
タイミングも悪く、その日は、分科会の尾身会長が「5人以上の会食は控えてほしい」と呼びかけており、東京では初めて800人台の感染者が出た日でもあった。

もうこれは誰が見ても菅政権は、そう長く持ちそうにない。となると次は誰かという話が早くも出てきている。

前回の自民党総裁選挙では、菅義偉377票、岸田文雄89票、石破茂68票と圧倒的に菅氏であったが、次はどうなるのか? 前回は見送った河野太郎は出てくるのか?

かつては、羽田孜政権64日、宇野宗佑政権69日など、短命政権があったがはたして……

プロフィール

おぐらおさむ
作家、漫画家。22歳で漫画家デビュー、35歳で作家デビュー、社会問題全般に関心が高く、歴史、時代劇、宗教、食文化などをテーマに執筆をしている。2004年、富山大学教養学部非常勤講師。 2008~2009年、JR東海新幹線女性運転士・車掌の護身術講師。空手五段。

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