千葉県知事選2021が面白すぎる件

政治・2021-03-10 17:34
千葉県知事選2021が面白すぎる件
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森田健作千葉県知事が引退後となる、今回の千葉県知事選は少し前から注目の選挙であった。

千葉市長であった熊谷俊人氏と、自民党県連が推す千葉県議であった関政幸氏の対決がどうなるかと言われていたのだが、その後わらわらとちょっと変な候補者たちが立候補してきたのだ。

例えば加藤けんいちろう氏。選挙公報によると、自らを千葉のバイデンと称し【現在の夢 千葉県知事となって小池百合子と結婚すること】とある。この方はお医者様で昭和24年生まれとあるから現在72歳。小池知事が68歳だから年齢的にはあっている。まあがんばってください。

ごとうてるき氏は【毎月7万円支給します 「コロナは茶番」】と主張。この方は元お笑い芸人を目指していた人で、千代田区長選で全裸ポスターを使い話題になったり、都知事選の政見放送が面白いと話題になったりした人。

平塚正幸氏は以前より「コロナはただの風邪」と主張し、日本医師会館への建造物不退去容疑で逮捕されたり、渋谷のハチ公前でマスクをせずに密になろうと呼びかける「クラスターフェス」を行ったりしたことでご存じの人も多いかと。

河合ゆうすけ氏は京大卒で事業などもやり、また元芸人でありYouTuberでもあるらしい。この人の政見放送を観たが、下手な芸人より笑わせてくれた。千葉全体をディズニーランドにするそうだ。ゴミという言葉を星のかけらとし、ヤンキーはオラフとするらしい。

このようにちょっと変わった人たちが千葉県知事選に立候補しているのだ。

これまでも当選する気はなく、ただ自分の政策や主張をするために選挙に出ていた人はたくさんいたが、これからは目立ちたいためだけや自己宣伝のために、供託金300万円を支払ってでも、選挙を利用する人がこれまで以上に出てくるかもしれない。だがそれも民主主義選挙なのだろう。

プロフィール

おぐらおさむ
作家、漫画家。22歳で漫画家デビュー、35歳で作家デビュー、社会問題全般に関心が高く、歴史、時代劇、宗教、食文化などをテーマに執筆をしている。2004年、富山大学教養学部非常勤講師。 2008~2009年、JR東海新幹線女性運転士・車掌の護身術講師。空手五段。

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