自民党さん日本の二大政党制のため分裂しませんか?

政治・2021-02-14 10:38

日本のように一つの政党が長い間、政権を担っている国はめずらしい。米国では共和党と民主党、英国では労働党と保守党といった二大政党が政権を争っている。一方日本では、ほとんどの間、自民党が政権を握ってきた。

日本の場合戦後になって、社会主義を標榜し現状を変える革新政党としての「日本社会党」と、伝統を守り資本主義を標榜する「自由民主党」ができた。いわゆる与党が自民党、野党第一党が社会党という時代が40年ほど続くことになる。これが55年体制。

しかし、昭和後期から平成初期にかけて自民党と社会党が政権交代を争うということはなかった。社会党が野党第一党に安住し「馴れ合い政治」をしていたからである。

その後、1993年の非自民・非共産8党派の連立政権である細川内閣、その後の、連立とはいえ社会党の村山富市氏が首相になったこともあった。さらに09~12年まで民主党政権と、自民党以外の政党から総理大臣を出したこともあったが、どれも国民から失望しか与えなかった。

現在の政党支持率は、時事通信によると自民が25.5%、公明党を合わせれば27.9%になる。それに対し、その他野党全部を合わせても9%と、3分の1にも満たない。ちなみに支持政党なしが圧倒的に多く61.2%。

いまや革新政党で【あったはずの】社会党の後継である社民党は消滅寸前。野党第一党である立憲民主党も「支持政党なし層」を大きく動かせそうにない。

自民党の場合、いくつかの派閥があり、この派閥が一種の政党であるとする学者もいるというが、しょせん派閥は派閥であって「我が派閥は日本をこうしたい」などというものはあまり見えてこない。せいぜい主流派か反主流派の違いくらいだ。

いっそのこと、自民党をバッサリ二つに割って、主流派と反主流派、あるいは自民党を右派と左派に分け、二大政党を作った方が、日本にとっていいのではないだろうか?

プロフィール

おぐらおさむ
作家、漫画家。22歳で漫画家デビュー、35歳で作家デビュー、社会問題全般に関心が高く、歴史、時代劇、宗教、食文化などをテーマに執筆をしている。2004年、富山大学教養学部非常勤講師。 2008~2009年、JR東海新幹線女性運転士・車掌の護身術講師。空手五段。

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