安部・麻生VS河野・石破連合の戦いはあるのか?

政治・2021-09-09 10:40
安部・麻生VS河野・石破連合の戦いはあるのか?
閉じる

安部晋三氏も麻生太郎氏も、とにかく石破茂氏にだけは首相にしたくないと思っているという。かつて麻生内閣のときも、安倍内閣の時も、石破氏の政権批判が原因とされている。そのため石破氏は安部・麻生に近い議員から「後ろから弾を撃ってくる」「足を引っ張る」と言われ続けてきた。

さて今回の総裁選では、河野太郎氏が石破氏と組むのではないかと、さかんに噂されている。しかしもし、河野太郎氏が石破氏と組むとすれば、それは河野氏が安部・麻生氏を切るということにもなりかねない。

それだけのことを河野太郎という人はするだろうか? 2018年、外務大臣時代の記者会見で記者が
記者「日ロ関係に伺います」との質問に
河野氏「次の質問どうぞ」
記者「いまの質問に関連して伺います」
河野氏「次の質問どうぞ」

と、記者の質問を無視し、4回も「次の質問をどうぞ」と言い続けたことがある。ここまで記者の質問を全無視することは、そうあることではない。

また、やはり外務大臣時代、韓国最高裁が日本企業に賠償を命じた元徴用工訴訟を巡り、駐日韓国大使を外務省に呼びつけ、「極めて無礼」と発言したこともある。最近でもエネルギー庁の幹部職員怒鳴りつけるスキャンダルが週刊誌に報じられたばかりだ。

つまり河野太郎という人は、短気であまり考えずに言動してしまう傾向があるらしい。おそらくそこが、彼の魅力でもあるのだろうが、場合によっては、総理の椅子のために、安倍・麻生氏を切り、石破氏と組むということも、河野氏なら考えられないことではない。

河野家は三代に渡っての政治家一家。祖父の河野一郎は自民党副総理にまでなり、父河野洋平も副総理・副総裁にまでなりながら、総理大臣にはなれなかった。河野家にとって総理の椅子というのは、三代に渡る悲願なのだ。

さて、次の自民党総裁・内閣総理大臣は誰になるのか……

プロフィール

おぐらおさむ
作家、漫画家。22歳で漫画家デビュー、35歳で作家デビュー、社会問題全般に関心が高く、歴史、時代劇、宗教、食文化などをテーマに執筆をしている。2004年、富山大学講師。 2008~2009年、JR東海新幹線女性運転士・車掌の護身術講師。空手五段。

関連記事
関連タグ
政治新着記事