無免許当て逃げ都議のあきれた言い分

政治・2021-11-09 20:57
無免許当て逃げ都議のあきれた言い分
閉じる

11月9日、選挙中に無免許運転で人身事故を起こし、その後4カ月雲隠れしていた木下富美子都議がついに、姿を現した。2度の議員辞職勧告決議にも動じることなく休み続け、議長・副議長からの召喚状(出頭要請)が、3回出ても動かざること山のごとしであったが、さすがに出てきたわけだ。

報道陣に囲まれた木下都議は、ひとしきりお詫びや反省の言葉を述べ、さらに全力でつらそうな顔をしながら、まずは

「二度とこのようなことを繰り返すことのないよう【免許の取得はせず、車などの運転はいたしません】」

と、まさかの運転しない宣言! まあ過去に速度違反が2回、携帯電話使用が2回、信号無視が1回、一時停止無視が1回に、今回の無免許人身事故という交通違反常習者だから、信用度はゼロ。

自身が辞職をしない理由については

「厳しいご批判を受ける一方で【ぜひ続けてほしい】【また力を貸してほしい】というお声があることも事実でございます」

と、辞めないのは【支持者のため】アピール。う~ん……

そして休んでいる間は「選挙前から不眠やストレスがあった」とし、当選後は

「事故を受け、さらにその状況が厳しくなり、良く寝られない日々が続いたり、食べ物が通らない日があったり、手が付かないようなイライラ、不安、そういったものにさいなまれ、寝ずに頑張ると高揚してしまってハイテンションになるような、自分としても尋常でない状況が続きました」

あのね、それが本当だとしても、そのイライラや不安、尋常じゃない状況は、みんなあなたが呼び込んだものなんですよ。

いまも辞職する気はなく、続けるおつもりなんでしょうが、ご自身のお体のためにも、都民のためにも、お辞めになったらいかがでしょうか? そうそうあなたの謝罪を見ていて、この前の木下優樹菜さんの涙の謝罪を思い出しました。優樹菜さんは謝罪後すごく楽し気なSNSを挙げてますが、木下都議はまた雲隠れですか?

プロフィール

おぐらおさむ
作家、漫画家。22歳で漫画家デビュー、35歳で作家デビュー、社会問題全般に関心が高く、歴史、時代劇、宗教、食文化などをテーマに執筆をしている。2004年、富山大学講師。 2008~2009年、JR東海新幹線女性運転士・車掌の護身術講師。空手五段。

関連記事
政治新着記事