限りなく裁判官の心象が悪そうな新井浩文被告

エンタメ・2020-10-13 18:01

おととし7月、都内の自宅マンションに呼んだ派遣型マッサージ店の女性従業員に乱暴したとして強制性交罪に問われ、一審で懲役5年の判決を受けた元俳優・新井浩文(本名・朴慶培=パク・キョンベ)被告(41)の控訴審初公判が12日、東京高裁で開かれた。

各スポーツ紙などによると、新井被告は出廷せず、弁護人のみが出席。弁護人は一審判決に対して、「事実誤認があり、量刑不当」と主張と、改めて無罪を主張。検察側は控訴棄却を求め、即日結審し、11月17日に判決が言い渡されるという。

弁護側は「民事上の和解が成立した」と、新井被告と被害女性との間で示談が成立したことを明らかに。示談金は支払い済みとし、和解の合意書とみられる原本を新証拠として提出した。

「昨年9月の一審初公判の時点で、新井被告が事件後に1000万円、起訴前に2000万円を示談金として提示したが拒否されたことが明かされていた。女性側は『取れるだけ取ろう』という構えでどんどん金額をつり上げたが、新井被告としては和解するのが優先で“言い値”で払ったのだろう」(傍聴した記者)

示談が成立したことにより、新井被告サイドは大幅な減刑、あわよくば執行猶予付きの判決を狙っているはずだが、裁判官の心証はかなり悪くなってしまったようだ。

「無罪を主張しているにもかかわらず、示談金を支払うということは自分の罪を認めていること。そもそも、執行猶予は3年以下の懲役じゃないと付かないので、二審でそこまで減刑される可能性はまずないだろう」(司法担当記者)

新井被告は抵抗をやめて、1日も早い社会復帰を目指した方がよさそうだ。

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