れいわ新選組が滋賀3区に擁立した議員はセクキャバ議員

閉じる

リベラル系野党の共闘が注目されている今回の総選挙だが、れいわ新選組の山本太郎氏がまたやらかした。滋賀3区に衆議院議員の高井崇志氏を擁立したのだ。（いまは選挙前ということで議員ではないけど）

本来、滋賀3区は共産党の佐藤耕平氏が出て、自民党の武村展英氏との『自共対決』となるよう合意されていたはずだったのにだ。

しかも擁立された高井崇志氏は、立憲民主党に所属していた昨年４月、緊急事態宣言下で新宿歌舞伎町のセクシーキャバクラへの出入りを週刊誌で報じられ、立憲民主党を除籍された人物。

高井氏はその後、国民民主党・無所属クラブに入っていたが、山本太郎氏の政策ブレーンもやっていたという。そして総選挙を前に国民民主党を退会し、れいわ新選組からの出馬となった。これには山本氏からの誘いがあったらしい。

そのセクシーキャバクラ店は普通のキャバクラと違い、性的サービスもしており、そこで高井氏はキャバ嬢に「オナニーの見せあいっこしよう」「SMプレイがしたい」「変態は最高の褒め言葉」「犬になりたい」などと店内で喋っていたことを週刊誌に暴露されたのは、あまりにも有名。

別に議員が風俗店に行ってはいけないなどというつもりはないが、俳優の志村けんさんが亡くなった直後で国民が新型コロナを警戒し、緊急事態宣言に従っていたときだけに大ヒンシュクであった。

さて、このれいわ新選組の野党共闘破りに、他の野党も警戒しているという。山本太郎氏は15日の国会内の集会で、「野党が競合する選挙区に擁立している候補予定者の約3割を取り下げる」「野党共闘はしていくべき」と語ったばかり。

山本氏にすれば、3割も取り下げるんだからいいでしょという感じなのかもしれない。また高井崇志氏はこれまで当選3回、衆議院法務委員も勤めた人ということで、滋賀3区を取れると踏んでいるのだろうが、他の野党の心境はいかばかりか。

プロフィール

おぐらおさむ
作家、漫画家。22歳で漫画家デビュー、35歳で作家デビュー、社会問題全般に関心が高く、歴史、時代劇、宗教、食文化などをテーマに執筆をしている。2004年、富山大学講師。 2008～2009年、JR東海新幹線女性運転士・車掌の護身術講師。空手五段。