レコード会社枠が偏りまくった紅白の歌手選考

エンタメ・2020-11-18 18:04

タレントのミッツ・マングローブ(45)が17日、フジテレビ「バイキングMOREに出演。自身と同じ事務所に所属し2年連続の紅白出場が決定した歌手のLiSA(33)にジョークを交じえてエールを送った。

LiSAは、アニメ「鬼滅の刃」の主題歌「紅蓮華」でブレークし昨年紅白初出場。今年は大ヒット中の劇場版「鬼滅の刃 無限列車編」の主題歌「炎(ほむら)」も担当している。

「紅白どころか、年末の『日本レコード大賞』の最有力候補。というより、LiSAしかいないでしょう」(音楽業界関係者)

同番組内で今年の紅白歌合戦で期待することを聞かれたミッツは、「初出場される方はもちろんですし、聖子さん、氷川きよしさん、いろいろ楽しみがあるんですけど」と前置き。

そのうえで、「今年は同じ事務所のLiSAさん」と期待。「『鬼滅の刃』効果で事務所がつぶれずにすみました、本当にありがとうございます。しっかり見届けさせていただきます」と話した。

「LiSAは大手のソニー・ミュージックに所属し、ミッツは同社のタレント部門に所属しているが、つぶれるどころか、稼ぎまくっている。そのため、紅白のレコード会社枠がおかしなことになってしまった」(同)

16日に発表されたのは紅組・白組・企画枠の42組。そのうち、ソニーの歌手は紅組がLiSA、乃木坂・櫻坂・日向坂の「坂道シリーズ」、初出場のJUJU、NiziUら何と10組。白組は常連の郷ひろみ、返り咲きの鈴木雅之、初出場のSixTONESら3組。計13組も送り込んでいるのだ。

「かつて、エイベックスの勢いがあったころ多くの歌手を送り込んでいたが、それでも調整して6、7組。13組は多すぎる」(ベテラン芸能記者)

昨年初出場した同社所属の菅田将暉(27)とKing Gnuは落選したが、どうやら、自社のアーティストだけで音楽イベントができそうだ。

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