男の酒道VOL.86 ~函館からの何かしら~ フィッシュ&チップス編

イート・2022-11-23 17:15
男の酒道VOL.86 ~函館からの何かしら~ フィッシュ&チップス編
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ワールドカップも始まりまして暫くは寝不足になりそうな予感w

どうも《男の酒道》執筆者の大野です。
基本的にお酒の話しを書いている訳ですが、たまにはお食事のお話でも書こうかと思っております。

昭和はもちろん平成の最初の頃はバーでのおつまみは、ミックスナッツやレーズンバター、オイルサーディン、チーズとサラミの盛り合わせ、キスチョコ、フルーツの盛り合わせとかそんなもんでした。

銀座辺りだとこれにプラス、カツサンドが有ったりって感じでしょうか?

今は割と何処のバーでもお食事出来ますよね?

変換期としては「おしゃれ居酒屋」が出てきた辺りだと思います。

今では殆ど聞かなくなったこのジャンルですが、その時の勢いは凄まじいものが有りました。

そしてこれは生ビールの普及とも関係しています。

現在はパブはもちろん、どんなバーにも生ビールのタップが付いてます。

僕が業界入りした平成元年にはバーカウンターにタップは、まず付いていませんでした。

なぜなら・・・「カウンターに穴を空けなければいけなかったから」です。

そうなると、よっぽど気合の入ったバーでなければやらない訳ですよw

昔のバーはカウンターに超拘ってましたからね。 カウンター一本、何百万とか⁉
んで、生ビールを武器にこじゃれた一品料理、頼みやすいロングカクテル、素敵な内装やポップなメニューを売りにして、おしゃれ居酒屋は一世を風靡しました。

この流れの中で、バーも食事に気合を入れ始めました。

その数年後には「バー飯」と呼ばれる流行りがパヤっと来てみたり。。。

それと被るようにアイリッシュパブやスペインバルがわんさか出てきてみたり。。。

《パブフード》や《ピンチョス》なんて言葉が定着し始めたのは、この辺りからでしょう。

これらから解るように、お酒と食事は一体化する事が当たり前となりました。

さて、当店では「パブフード」と言う表現を使っております。

その中でも代表するお食事は《フィッシュ&チップス》です。

フィッシュは通常《タラ》を使ってますが、白身魚なら何でもOKです。

当店ではナマズの一種である《パンガシウス》の半身を使ってます。

ナマズと聞くと驚く方も多いですが癖も臭みも全く無く美味しいです。

これに塩コショウを軽くして薄力粉とスペシャルバッター液でフライヤーにIN!

チップスとは皮付き、くし切りのポテトで《フレンチフライ》の事です。

ちなみに《ポテトチップス》の様なスライス状の物は《クリスプス》と言います。

フィッシュ&チップスに大事なのは《モルトビネガー》です。

個人的には《SARSON’S》の物がお勧めです。もちろん当店でも使ってます。

これに柑橘系を少々。通常はレモンですがグレープフルーツもお勧めです。

更にたっぷりの《タルタルソース》! タルタルソースは正義ですw

自家製以外は認めません。

たまにタルタルをお代わりする方もいらっしゃいますw

実は函館でフィッシュ&チップスを提供しているお店は3軒しか無いと言う事実!

函館市民に対しての啓蒙活動が必要ですね! 頑張ります。

本日も皆様が素敵なお酒に出会えますように。

監修
Bar ADDICT
〒040-0035 北海道函館市松風町20‐1
ライジングビル2F

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