男の酒道VOL.101 ~函館からの何かしら~ くじら汁編
イート・2023-01-07 20:14さぁ!2023年が始まりました!
読者の皆様、本年もどうぞよろしくお願い致します。
今回の冬は【大雪】でございます。
函館市民は割と雪かきをしないでいる事が多いのですが、今回は流石にやらないと車が出せない(汗
一晩で30センチ位は積もってるんじゃないでしょうか?
函館は北海道の中でも雪がそれほど多くは無く、他の地域の方からは「函館は北海道じゃねぇ!」と言われる始末w
たしかに言わんとする事は解りますwww
さて、今回はお酒の話しは置いといて、道南地域の名物を紹介致します。
その名は【鯨汁/くじら汁】です。
写真を見てもらえれば多少は理解できると思いますが、具沢山の汁物でございます。
お正月に食べる物でして、これを食べないと正月を迎えた気がしないと言う方も多数いらっしゃいます。
こちらのくじら汁ですが、農林水産業のHPでも紹介されています。
紹介しましょう。
~「鯨汁」は道南地域の正月料理で欠かせない料理。
正月が近づくと、大鍋に塩くじらと野菜を煮こんでつくり、正月の三が日に食べる習いがある。
何度も温め直して食べるため、一緒に入れる野菜は煮崩れしない食材が使われる。一部の地域では「くじな汁」とも呼ばれている。
江戸後期から明治時代にかけてニシン漁が盛んにおこなわれていた時代、道南地域では、“ニシンを岸に追い込んでくれる”くじらは、縁起の良い動物として崇められていた。
初春からはじまるニシン漁の豊漁を祈願するため、正月に食べられてきたとされている。
また、巨大なくじらの姿にあやかって、大物になるようにと縁起を担いで、年越しや正月に食べる地域もある。
北海道では、タンパク源となるくじらは貴重な食材であり、厳しい冬を乗り切るために塩蔵した塩くじらをつくり保存食としていた。
「鯨汁」で使われる食材は塩くじらを使う。また、一緒に煮こむ食材も晩秋の季節に収穫した越冬野菜や塩漬けにした山菜といった保存食でつくられていた。
栄養価の高い「鯨汁」は、極寒の北海道の冬を乗り切るためには欠かせない料理でもあった。~
農林水産省の紹介ではこんな感じです。
ちなみに我が家の具材は
・塩クジラ(ミンク)・高野豆腐・フキ・細竹・ニンジン・大根
・つと・こんにゃく・ごぼう・わらび・ぜんまい です。
料理自慢のママさんがやってるスナックなんかでも出てきたりする道南ならではの郷土料理です。 *青森でも食べるとのお話もあります。
多少の癖はありますが、美味しいですよ!
まぁ、函館の開港は鯨絡みですからね。
その辺の所も関係あるのではないでしょうか。
一つ気を付けなければならない事が・・・この鯨汁を大量に食べ続けると・・・
【お尻から油が出ます】。
特にお子様は要注意w
機会が有れば是非お試しください。
監修
Bar ADDICT
〒040-0035 北海道函館市松風町20‐1
ライジングビル2F
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