いまなぜUFO 米議会で半世紀ぶりに公聴会
エンタメ・2022-05-28 10:14米国防省が実態解明をすすめているUFO(未確認飛行物体)についての公聴会が、ワシントンで5月17日、50年ぶりに開かれた。
この公聴会では米国防総省のモートリー国防次官が
「軍の兵士が未確認飛行物体に遭遇したことはわかっている」
と、UFOの存在を認めている。さらに
「UFOは安全保障や安全を脅かす可能性がある。そのため正体の特定に取り組んでいる」
と、UFOについて調べていることや、公聴会ではパイロットが撮影した2件の動画を公開。
一件は、分析の結果ドローン(無人航空機)と結論。もう一件は「いまの情報だけでは、これが何であるか説明できない」としている。
日本の国会でも、たまにUFOについての質疑があるが、そのときは失笑が起こるものだが、米国では大まじめだ。その理由として、ロシアや中国が秘密裏に開発した飛行物体ではないか? というものがある。半世紀ぶりの公聴会は、それだけ危機感があるということだろう。
日本だと自衛隊でも民間でもパイロットが、UFOを目撃した場合、決して上司や会社等に報告しないという。それは「そんなオカシナものを見るとは、精神的に不安定なのでは?」と、疑われ、地上勤務に移動させられてしまうからだそうだ。ロシアと中国に隣接している日本としては、もう少しまじめに取り組んだ方がいいのかも知れない。
米国では、UFOの解明は、かなり本格的に行われており、ユーフォロジー(UFO学)という分野まである。米国において国家によるUFO研究は1949年から行っている。
米政府は昨年6月「UFOに関する報告書」を公表し、04年以降米軍などで144件の目撃情報が報告され、そのうち「1件が「気球」と特定された以外、正体はわかっていない」としている。
また、米国政府はUFO=宇宙人の乗り物と決めつけていないが、もちろん否定もしていない。
プロフィール
巨椋修(おぐらおさむ)
作家、漫画家。22歳で漫画家デビュー、35歳で作家デビュー、42歳で映画監督。社会問題、歴史、宗教、政治、経済についての執筆が多い。
2004年、富山大学講師。 2008~2009年、JR東海新幹線女性運転士・車掌の護身術講師。陽明門護身拳法5段。
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