男がおごる? それとも割り勘?
エンタメ・2023-03-02 23:10セクシー女優の深田えいみさんが
「デート代、なんで男が払わなくちゃいけないのって言葉 女性はそのデートの為に準備して洋服、メイク、美容代も入ってると思う 全部安くない。リップだってブランドなら4000円はする 可愛いって言って欲しくて、その為に凄く早起きして準備してる それを考えた上で、女性に出してあげて欲しいって思う!」
とつぶやき炎上。その後投稿は削除され、深田さんは謝罪動画を公開したという。ごもっとも、と、思うと同時にキャバ嬢の同伴みたいなことを言うな~w というのが割り勘派である筆者の個人的意見。ま、人それぞれでいいんじゃないかと。
内閣府の『令和3年度 性別による無意識の思い込み(アンコンシャス・バイアス)に関する調査結果』によると、「デートや食事のお金は男性が負担すべきだ」と思っている男性は37.3%、女性は22.1%と、8割近くの女性は「男性が負担すべき」とは思っていないようだ。
そして約4割の男性は「男がおごるべき」と思っているらしい。この騒動で収入が少ない男性の中には「本当は女性におごってあげたいけど・・・」と沈黙する男性も少なくないだろう。
たとえ女性の方から積極的にデートを誘ってきても「男がおごるべき」と思い込んでいる男性は、「ちょっと用事があって・・・」など言い訳をして、デートを断ってしまうなんてこともありそうだ。
あるアンケート調査では独身女性が『結婚相手に求める理想年収』は500~799万円が52.3%もあった。
理想を語るのは自由であるから、何を語ってもいい。40代の独身男性だって「20代で美人で巨乳で優しくて料理が得意で・・・」と思っていたりするものだ。
さて内閣府の調査によると、約8割の女性が「男性が負担すべき」とは思っていないということは「別に割り勘でも、女性側が負担してもいいよ」と思っているわけだ。
またおごられ続けることによる心理的負担もあるのかもしれない。おごる男は何らかの見返りを求めてくるかもしれないからだ。
別に女性におごる財力がある人は「男がおごるべき」と思っていてもいいが、そうではなく「女性に笑われるのではないか」「男がおごらないと恥ずかしい」というプライドがある人もたくさんいるのではないだろうか?
もしそうなら、出会いという面でいろいろと損をしているかもしれない。
プロフィール
巨椋修(おぐらおさむ)
作家、漫画家。22歳で漫画家デビュー、35歳で作家デビュー、42歳で映画監督。社会問題、歴史、宗教、政治、経済についての執筆が多い。
2004年、富山大学講師。 2008~2009年、JR東海新幹線女性運転士・車掌の護身術講師。陽明門護身拳法5段。
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