嵐以外にも“切り札”を投入したレコ大

エンタメ・2020-12-23 18:28

30日放送のTBS系「第62回 輝く!日本レコード大賞」に、Uru(年齢非公表)、NiziU、松田聖子(58)と韓国の人気ヒップホップグループ・BTSが出演することを、一部スポーツ紙が報じた。

記事によると、「特別賞」を受賞したUruは、1月期の同局系ドラマ「テセウスの船」の主題歌「あなたがいることで」と最新曲「振り子」の2曲を歌唱予定。

同じく「特別賞」のNiziUは、“縄跳びダンス”で人気のプレデビュー曲「Make you happy」を、聖子は「SWEET MEMORIES」の日本語バージョンと最新曲「風に向かう一輪の花」をそれぞれ歌うという。

また、「特別国際音楽賞」を受賞したBTSは、全米ビルボードチャート1位を獲得した「Dynamite」と「Life Goes On」を韓国からパフォーマンスする。

今年のレコ大といえば、年内で活動を休止する嵐が「特別栄誉賞」を受賞し出演することがすでに決定しているが、全米でも絶大な人気を誇り、日本でも大人気のBTSまで投入したのだ。

「若い人向けにNiziU、そしてその上の年代にはBTS、嵐と、新型コロナウイルス感染拡大予防の影響で年末の在宅率は昨年よりも上がるとみられている中、女性の視聴者を多く取り込む戦略に出たようだ」(テレビ局関係者)

レコ大といえば、本来は大賞候補たちがメインだったはずだが、大賞候補以外が豪華なためすっかりかすんでしまいそうだ。

「それこそがTBSの狙い。利権まみれの賞レース形式から、豪華な面々の音楽特番方式にチェンジしたい。今年のやり方で高視聴率を獲得できれば、来年ががらっと変わるかもしれない」(音楽業界関係者)
もはやレコ大に権威がなくなってしまったようだ。

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